論文の引用動向による日本の研究機関ランキング

Research Institutions Ranking In Japan

本分析は、後続の研究に大きな影響を与えている論文(高被引用論文)数をもとに、世界の中で日本が大きなインパクトを与えている分野における国内で存在感のある研究機関を把握しようという試みです。

研究機関や研究者個人が特定の集合の中でどのくらいの位置にいるのかを分析する指標として、高被引用論文などの相対的な指標による分析に注目が集まっています。

【高被引用文献(Highly Cited Papers)の定義】

ESIは、科学全体を大きく22の研究分野に分類しています。そして、それぞれの分野において被引用数が上位1%の論文を高被引用論文(Highly Cited Papers)と定義しています。
引用は分野によって動向が異なること、一般的に論文発表から時間を経るほど多くなることを踏まえ、各年・分野別の高被引用論文を特定し、集計しています。
本分析では、ESIに収録されている世界の研究機関情報から、日本の各研究機関が上記条件でどれだけインパクトの高い論文を出しているかに注目しました。高被引用論文を多く輩出する研究機関は、比例してその分野で関心を集める傾向があります。そのため、これら相対的定量データは、世界的な学問・研究にどれだけ影響力を持っているか、自機関の世界の位置を示唆するひとつの有力な指標となります。

ESIの22分野分類の詳細と定義については、こちら(http://archive.sciencewatch.com/about/met/fielddef/)をご覧ください。

【注意】

ESIでは、共著者の所属機関をすべて網羅し包括的に収録しています。そのため、第一著者、責任著者、その他の著者の区別なく、日本の研究機関が著者所属機関に含まれる高被引用論文の総計が順位に反映されます。

【本分析に使用したデータベース】

Essential Science Indicators™ (以下ESI)

「国内研究機関の総合トップ20機関」

<表1>総合

国内順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文の割合
1 東京大学 1303 1.6%
2 京都大学 754 1.2%
3 国立研究開発法人 理化学研究所 624 2.5%
4 大阪大学 559 1.1%
5 東北大学 484 1.0%
6 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 368 1.3%
7 名古屋大学 364 1.1%
8 東京工業大学 286 1.1%
9 九州大学 279 0.8%
10 国立研究開発法人 物質・材料研究機構 273 1.9%
11 筑波大学 247 1.2%
12 北海道大学 206 0.6%
13 岡山大学 183 1.2%
14 広島大学 176 1.0%
15 神戸大学 158 1.1%
16 早稲田大学 156 1.4%
17 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構* 149 1.2%
18 慶應義塾大学 143 0.8%
19 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 126 2.0%
20 国立がん研究センター 124 2.0%

*大学共同利用機関法人 自然科学研究機構は構成する 5 研究所の組織名を名寄せした集計値です。

※ 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)は戦略的に科学技術イノベーションの創出を推進するファンディングエージェンシーとしての事業内容を鑑みランキングには入れてありませんが、高被引論文数は767報、高被引用論文の割合は2.4%でした。

「分野別トップ10」

<表2>免疫学/IMMUNOLOGY(世界5位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文の割合
1 大阪大学 64 5.2%
2 東京大学 41 2.9%
3 京都大学 33 3.8%
4 国立研究開発法人 理化学研究所 29 3.9%
5 慶應義塾大学 11 2.5%
6 九州大学 9 1.7%
6 東北大学 9 1.7%
8 千葉大学 8 1.9%
9 順天堂大学 7 1.4%
10 兵庫医科大学 6 3.5%
10 横浜市立大学 6 2.9%
10 北海道大学 6 1.0%
10 国立感染症研究所 6 0.6%

<表3>材料科学/MATERIALS SCIENCE(世界5位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文の割合
1 国立研究開発法人 物質・材料研究機構 97 2.0%
2 東北大学 61 1.0%
3 東京大学 53 1.6%
4 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 46 1.2%
5 京都大学 28 0.9%
6 大阪大学 26 0.7%
7 九州大学 23 1.0%
8 国立研究開発法人 理化学研究所 19 3.6%
9 東京工業大学 17 0.6%
10 山形大学 14 4.3%

<表4>化学/CHEMISTRY(世界5位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文の割合
1 東京大学 153 1.8%
2 京都大学 145 1.5%
3 大阪大学 111 1.4%
4 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 96 1.4%
5 国立研究開発法人 物質・材料研究機構 82 2.8%
6 東北大学 57 0.9%
7 名古屋大学 44 1.1%
7 東京工業大学 44 0.7%
8 国立研究開発法人 理化学研究所 38 1.3%
9 北海道大学 37 0.8%
10 九州大学 33 0.6%

<表5>物理学/PHYSICS(世界6位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文の割合
1 東京大学 352 2.0%
2 京都大学 174 1.6%
3 国立研究開発法人 理化学研究所 169 2.2%
4 東北大学 133 1.1%
5 大阪大学 122 1.2%
6 東京工業大学 120 1.6%
7 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 115 2.3%
8 筑波大学 111 2.3%
9 名古屋大学 107 1.8%
10 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 82 1.2%

<表6>生物学・生化学/BIOLOGY & BIOCHEMISTRY(世界7位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文の割合
1 東京大学 76 1.2%
2 京都大学 56 1.2%
3 国立研究開発法人 理化学研究所 50 1.5%
4 大阪大学 37 0.8%
5 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 19 0.9%
6 慶應義塾大学 15 1.2%
7 九州大学 15 0.6%
8 名古屋大学 13 0.5%
9 東北大学 13 0.5%
10 公益財団法人 東京都医学総合研究所 10 2.6%
10 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 10 1.2%
10 筑波大学 10 0.7%
10 北海道大学 10 0.4%

<表7>植物・動物学/PLANT & ANIMAL SCIENCE(世界8位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文の割合
1 国立研究開発法人 理化学研究所 157 10.9%
2 東京大学 123 2.8%
3 国立研究開発法人 農業生物資源研究所* 53 3.5%
4 京都大学 48 1.3%
5 名古屋大学 47 3.5%
6 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター 35 10.8%
7 岡山大学 34 3.3%
8 奈良先端科学技術大学院大学 30 7.1%
9 千葉大学 26 3.5%
10 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 25 5.2%

*平成28年4月より、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構と統合されていますが、本分析の対象期間内では国立研究開発法人農業生物資源研究所として集計されています。

<表8>分子生物学/MOLECULAR BIOLOGY & GENETICS(世界8位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文の割合
1 国立研究開発法人 理化学研究所 58 1.8%
2 東京大学 56 1.3%
3 大阪大学 51 1.8%
4 京都大学 45 1.4%
5 東京医科歯科大学 30 3.2%
6 公益財団法人 東京都医学総合研究所 23 6.4%
7 慶應義塾大学 19 1.9%
8 名古屋大学 18 1.3%
9 筑波大学 17 1.8%
9 東北大学 17 1.1%

※ 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)は戦略的に科学技術イノベーションの創出を推進するファンディングエージェンシーとしての事業内容を鑑みランキングには入れてありませんが、各分野における高被引論文数と高被引用論文の割合は以下の通りです。

分野 高被引用論文数 高被引用論文の割合
総合 767 2.4%
免疫学 48 6.8%
材料科学 87 4.1%
化学 193 2.4%
物理 158 1.7%
生物・生化学 63 1.8%
植物・動物学 50 6.5%
分子生物学 70 2.8%

なお、22分野における日本の順位は以下の通りです。

分野 順位
Agricultural Sciences 17
Biology & Biochemistry 7
Chemistry 5
Clinical Medicine 13
Computer Science 16
Economics & Business 21
Engineering 14
Environment/Ecology 21
Geosciences 9
Immunology 5
Materials Science 5
Mathematics 15
Microbiology 12
Molecular Biology & Genetics 8
Multidisciplinary 9
Neuroscience & Behavior 11
Pharmacology & Toxicology 9
Physics 6
Plant & Animal Science 8
Psychiatry/Psychology 22
Social Sciences, general 21
Space Science 11
各表の見方について

分析結果のハイライト

総合分野(自然科学全体)のランキング1位は東京大学でした。第2位の京都大学に次ぎ、国立研究開発法人 理化学研究所が昨年の4位から順位を上げ今年は3位となりました。20位以内には大学共同利用機関法人が2機関含まれているほか、国立がん研究センターが今年初めて20位内に入っています。総合で20位以内にランクインした国立大学は、すべて国立大学運営交付金の支援枠の重点支援3(全学的な研究成果の創出を目指す大学)でした。

分野別のランキングでは、特定の分野に特化した研究機関や上記以外の大学も存在感を示しています。例えば、材料科学では国立研究開発法人 物質・材料研究機構がトップであるほか山形大学がランクイン、物理には大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構が入っています。公益財団法人 東京都医学総合研究所は今回、生物学・生化学で10位以内となり、昨年に引き続きランクインしている分子生物学との2分野においてインパクトの高い論文を多く輩出しています。植物・動物学では、昨年に引き続き国立研究開発法人 理化学研究所と国立研究開発法人 国際農林水産業研究センターの高被引用論文の割合が高くなっています。

データ対象期間

2005年1月1日~2015年12月31日 (11年間)

「 国内研究機関の総合トップ20機関」

<表1>総合/General

国内順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 東京大学 1,311 1.6%
2 京都大学 739 1.2%
3 大阪大学 590 1.2%
4 国立研究開発法人理化学研究所 557 2.3%
5 東北大学 505 1.1%
6 国立研究開発法人産業技術総合研究所 375 1.3%
7 名古屋大学 339 1.1%
8 東京工業大学 288 1.1%
9 国立研究開発法人物質・材料研究機構 257 1.8%
10 九州大学 254 0.8%
11 筑波大学 232 1.1%
12 北海道大学 207 0.6%
13 広島大学 186 1.1%
14 岡山大学 179 1.2%
15 自然科学研究機構* 148 1.2%
15 慶應義塾大学 148 0.9%
17 早稲田大学 144 1.3%
18 神戸大学 138 1.0%
19 高エネルギー加速器研究機構 122 1.9%
20 千葉大学 111 0.8%

* マークは、組織名を名寄せした集計値です。

※国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)は戦略的に科学技術イノベーションの創出を推進するファンディングエージェンシーとしての事業内容を鑑みランキングには入れてありませんが、高被引論文数は827報、高被引用論文の割合2.5%でした。

「分野別トップ10」

日本の研究機関が著者所属機関に含まれる高被引用論文の総計が、世界順位で上位の分野から、日本の大学・研究機関を抽出しました。
今回の分析は、ESIで指定する22分野中、化学、材料科学、免疫学、生物学・生化学、物理学、植物・動物学、分子生物学の7分野が6位以内に入っています。
その7分野における日本の研究機関のトップ10は以下の通りです。

<表2> 化学/CHEMISTRY(世界5位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 東京大学 156 1.8%
2 京都大学 145 1.5%
3 大阪大学 104 1.3%
4 国立研究開発法人産業技術総合研究所 96 1.3%
5 国立研究開発法人物質・材料研究機構 65 2.3%
6 東北大学 60 0.9%
7 東京工業大学 49 0.7%
8 名古屋大学 41 1.0%
9 九州大学 40 0.8%
10 北海道大学 38 0.9%

<表3>材料科学/MATERIALS SCIENCE(世界4位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 国立研究開発法人物質・材料研究機構 93 1.9%
2 東北大学 64 1.0%
3 東京大学 55 1.6%
4 国立研究開発法人産業技術総合研究所 49 1.2%
5 大阪大学 30 0.8%
6 京都大学 29 1.0%
7 東京工業大学 20 0.7%
8 国立研究開発法人理化学研究所 19 3.6%
9 九州大学 18 0.8%
10 北海道大学 14 0.8%

<表4>免疫学/IMMUNOLOGY(世界5位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 大阪大学 68 5.5%
2 東京大学 37 2.7%
3 京都大学 34 4.0%
4 国立研究開発法人理化学研究所 25 3.7%
5 東北大学 11 2.1%
5 九州大学 11 2.0%
7 国立感染症研究所 6 0.6%
7 慶應義塾大学 6 1.5%
7 兵庫医科大学 6 3.6%
10 順天堂大学 5 1.0%

<表5>生物学・生化学/BIOLOGY & BIOCHEMISTRY(世界6位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 東京大学 73 1.1%
2 京都大学 55 1.1%
3 大阪大学 39 0.9%
4 国立研究開発法人理化学研究所 38 1.2%
5 国立研究開発法人産業技術総合研究所 19 0.9%
6 慶應義塾大学 14 1.1%
7 九州大学 13 0.5%
8 名古屋大学 12 0.5%
8 北海道大学 12 0.4%
10 東北大学 11 0.4%
10 自然科学研究機構* 11 1.4%

<表6>物理学/PHYSICS(世界6位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 東京大学 355 2.0%
2 京都大学 167 1.6%
3 国立研究開発法人理化学研究所 165 2.2%
4 東北大学 145 1.2%
5 東京工業大学 113 1.5%
5 大阪大学 113 1.1%
7 高エネルギー加速器研究機構 110 2.1%
8 筑波大学 105 2.2%
9 名古屋大学 92 1.6%
10 国立研究開発法人産業技術総合研究所 89 1.2%

<表7>植物・動物学/PLANT & ANIMAL SCIENCE(世界6位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 国立研究開発法人理化学研究所 151 11.4%
2 東京大学 129 2.9%
3 国立研究開発法人
農業生物資源研究所
58 3.8%
4 名古屋大学 48 3.7%
5 京都大学 43 1.2%
6 岡山大学 38 3.8%
6 国立研究開発法人
国際農林水産業研究センター
38 11.5%
8 奈良先端科学技術大学院大学 33 8.2%
9 千葉大学 27 3.7%
10 自然科学研究機構* 23 4.8%
10 国立研究開発法人
農業・食品産業技術総合研究機構
23 1.0%

<表8>分子生物学/MOLECULAR BIOLOGY & GENETICS(世界6位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 国立研究開発法人理化学研究所 58 1.9%
2 東京大学 54 1.2%
3 大阪大学 53 1.9%
4 京都大学 47 1.5%
5 東京医科歯科大学 28 3.1%
6 公益財団法人 東京都医学総合研究所 25 7.0%
7 慶應義塾大学 21 2.2%
8 筑波大学 18 2.0%
9 情報・システム研究機構* 16 1.7%
9 東北大学 16 1.1%

※国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)は戦略的に科学技術イノベーションの創出を推進するファンディングエージェンシーとしての事業内容を鑑みランキングには入れてありませんが、各分野における高被引論文数と高被引用論文の割合は以下の通りです。

分野 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
化学 209 2.6%
材料科学 87 4.1%
免疫 49 7.0%
生物学・生化学 64 1.8%
物理学 176 1.8%
植物・動物学 53 7.5%
分子生物学 74 3.0%

なお、22分野における日本の順位は以下の通りです。

分野 順位
Agricultural Sciences 16
Biology & Biochemistry 6
Chemistry 5
Clinical Medicine 13
Computer Science 14
Economics & Business 21
Engineering 11
Environment/Ecology 18
Geosciences 8
Immunology 5
Materials Science 4
Mathematics 15
Microbiology 12
Molecular Biology & Genetics 6
Multidisciplinary 9
Neuroscience & Behavior 10
Pharmacology & Toxicology 8
Physics 6
Plant & Animal Science 6
Psychiatry/Psychology 21
Social Sciences, general 20
Space Science 9
各表の見方について

今回のランキングについて

総合分野(科学全体):トップ20
分野別:高被引用論文数において、世界順位が上位の日本の分野(今回は22分野中7分野を抽出)

  • 総合分野(科学全体)の1位は東京大学でした。4月から定められた研究開発を行う国立研究開発法人がトップ10に3機関含まれているほか、20位以内に大学共同利用機関法人が2機関含まれています。
  • 日本の高被引用論文数が世界のトップ6位に入っている分野は化学、免疫学、材料科学、生物学・生化学、物理学、分子生物学、植物・動物学の7分野です。全体の約1/3の分野が6位以内に入っています。
  • 分野別のランキングには、特定の分野に特化した研究機関がその存在感を示しています。例えば、免疫学の国立感染症研究所、植物・動物学では農林水産系の国立研究開発法人が上がってきています。

データ対象期間

2004年1月1日~2014年12月31日 (11年間)

(表1) 国内研究機関の総合トップ20機関

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 東京大学 1,219 1.53%
2 (独)科学技術振興機構 771 2.41%
3 京都大学 710 1.21%
4 大阪大学 613 1.28%
5 (独)理化学研究所 523 2.25%
6 東北大学 457 0.98%
7 (独)産業技術総合研究所 354 1.25%
8 名古屋大学 340 1.11%
9 東京工業大学 315 1.17%
10 筑波大学 246 1.25%
11 九州大学 241 0.76%
12 (独)物質・材料研究機構 222 1.59%
13 広島大学 200 1.15%
14 北海道大学 193 0.61%
15 岡山大学 175 1.18%
16 神戸大学 148 1.09%
17 早稲田大学 147 1.41%
18 自然科学研究機構* 146 1.20%
19 高エネルギー加速器研究機構 132 2.12%
20 慶應義塾大学 125 0.79%

* マークは、組織名を名寄せした集計値です。

Web of Science® Core Collectionに収録されているデータのうち、article, review, proceeding paper (ジャーナル収録分)のみ対象とし、分母として算出しています。meeting abstractなどは入れていないため、本プレスリリース高被引用論文の割合をもとに各研究機関の総論文数を計算することはできません。

ESIでは、共著者の所属機関をすべて網羅し包括的に収録しています。そのため、第一著者、責任著者、ほかの著者の区別なく、日本の研究機関が著者所属機関に含まれる高被引用論文の総計が順位に反映されます。

(表2)参考:総合 国別トップ5
1.米国
2.ドイツ
3.英国
4.中国
5.日本

分野別トップ10機関

日本の研究機関が著者所属機関に含まれる高被引用論文の総計が、世界順位で5位以内の分野から、日本の大学・研究機関を抽出しました。

(表3) 化学/CHEMISTRY(世界4位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 (独)科学技術振興機構 181 2.36%
2 東京大学 155 1.86%
3 京都大学 139 1.51%
4 大阪大学 128 1.67%
5 (独)産業技術総合研究所 89 1.24%
6 東北大学 57 0.89%
7 (独)物質・材料研究機構 54 2.09%
8 東京工業大学 46 0.68%
9 名古屋大学 43 1.06%
10 九州大学 39 0.78%
10 北海道大学 39 0.89%
(表4)参考:化学分野 国別トップ5
1.米国
2.中国
3.ドイツ
4.日本
5.英国

(表5) 材料科学/MATERIALS SCIENCE(世界4位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 (独)物質・材料研究機構 92 1.94%
2 (独)科学技術振興機構 84 4.16%
3 東北大学 60 0.94%
4 東京大学 55 1.63%
5 (独)産業技術総合研究所 52 1.22%
6 京都大学 36 1.23%
7 大阪大学 32 0.79%
8 東京工業大学 24 0.85%
9 (独)理化学研究所 16 3.25%
10 九州大学 13 0.63%
10 山形大学 13 4.74%
(表6)参考:材料科学分野 国別トップ5
1.米国
2.中国
3.ドイツ
4.日本
5.英国

(表7) 免疫学/IMMUNOLOGY(世界4位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 大阪大学 70 5.74%
2 (独)科学技術振興機構 55 8.33%
3 東京大学 36 2.65%
4 京都大学 33 4.07%
5 (独)理化学研究所 26 3.93%
6 九州大学 12 2.19%
7 東北大学 9 1.78%
8 国立感染症研究所 6 0.66%
8 兵庫医科大学 6 3.92%
10 東京医科歯科大学 4 0.96%
10 北海道大学 4 0.73%
10 千葉大学 4 1.03%
10 東京都臨床医学総合研究所 4 2.88%
10 名古屋大学 4 1.44%
(表8)参考:免疫学分野 国別トップ5
1.米国
2.英国
3.ドイツ
4.日本
5.フランス

(表9) 生物学・生化学/BIOLOGY & BIOCHEMISTRY(世界5位)

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 東京大学 68 1.04%
2 (独)科学技術振興機構 67 1.94%
3 京都大学 52 1.07%
4 (独)理化学研究所 39 1.26%
5 大阪大学 38 0.85%
6 九州大学 18 0.66%
7 (独)産業技術総合研究所 17 0.88%
8 慶應義塾大学 15 1.24%
9 北海道大学 12 0.44%
9 名古屋大学 12 0.51%
9 情報・システム研究機構* 12 4.51%
(表10)参考:生物学・生化学分野 国別トップ5
1.米国
2.英国
3.ドイツ
4.カナダ
5.日本

なお、22分野における日本の順位は以下の通りです。(表11)

研究分野 順位
AGRICULTURAL SCIENCES 14
BIOLOGY & BIOCHEMISTRY 5
CHEMISTRY 4
CLINICAL MEDICINE 13
COMPUTER SCIENCE 14
ECONOMICS & BUSINESS 22
ENGINEERING 11
ENVIRONMENT ECOLOGY 17
GEOSCIENCES 8
IMMUNOLOGY 4
MATERIALS SCIENCE 4
MATHEMATICS 13
MICROBIOLOGY 10
MOLECULAR BIOLOGY & GENETICS 6
MULTIDISCIPLINARY 11
NEUROSCIENCE & BEHAVIOR 10
PHARMACOLOGY & TOXICOLOGY 6
PHYSICS 6
PLANT & ANIMAL SCIENCE 6
PSYCHIATRY PSYCHOLOGY 20
SOCIAL SCIENCES, GENERAL 21
SPACE SCIENCE 8
各表の見方について

今回のランキングについて

総合(科学全体):高被引用論文数における日本のトップ20大学・研究機関
分野別:高被引用論文数において、国別世界順位5位以内に日本が入っている分野のトップ10機関。詳しくは表11をご覧ください。

ランキングのハイライト

  • 総合(科学全体)の1位は東京大学でした。トップ10に理化学研究所など独立行政法人が3機関入り、政府系の研究機関の動向も着目されます。
  • 日本の研究機関が著者所属機関に含まれる高被引用論文の総計が世界順位で5位以内の分野は、化学、免疫学、材料科学、生物学・生化学の4分野です。ノーベル賞受賞者を輩出する物理学分野は世界6位でした。
  • 分野別のランキングには、各大学の強みや特色が伺えます。たとえば、材料科学分野の1位は(独)物質・材料研究機構であり、審良静男氏率いる免疫学フロンティアセンター(iFReC)を持つ大阪大学が免疫学の1位となっています。

データ対象期間

2003年1月1日~2013年10月31日 (データ取得時のESI情報に準拠)

国内研究機関の総合トップ20

<表1> 総合/General (5,252機関)

注)* マークは、組織名を名寄せした集計値。各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 17 東京大学 1,190,750 78,420 15.18
2 35 京都大学 829,201 57,581 14.40
3 47 大阪大学 685,095 47,523 14.42
4 59 (独)科学技術振興機構 601,105 28,424 21.15
5 77 東北大学 543,629 46,469 11.70
6 114 (独)理化学研究所 423,587 21,767 19.46
7 133 名古屋大学 388,409 30,071 12.92
8 146 九州大学 359,697 31,530 11.41
9 150 (独)産業技術総合研究所 347,738 27,699 12.55
10 162 北海道大学 333,882 30,833 10.83
11 191 東京工業大学 296,097 26,142 11.33
12 251 筑波大学 233,051 19,401 12.01
13 320 広島大学 188,640 17,263 10.93
14 321 慶應義塾大学 187,544 15,609 12.02
15 350 自然科学研究機構* 167,649 9,087 18.45
16 356 千葉大学 163,612 13,349 12.26
17 362 岡山大学 162,382 14,706 11.04
18 381 (独)物質・材料研究機構 148,255 13,534 10.95
19 382 神戸大学 148,228 13,224 11.21
20 417 東京医科歯科大学 132,200 8,567 15.43

国内研究機関の分野別ランキング

表2> 材料科学/Materials Science(731機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 (独)物質・材料研究機構 51,678 4,556 11.34
2 6 東北大学 50,635 6,224 8.14
3 9 (独)産業技術総合研究所 43,576 4,192 10.40
4 19 大阪大学 34,047 4,019 8.47
5 21 東京大学 32,481 3,291 9.87
6 25 (独)科学技術振興機構 29,330 1,779 16.49
7 28 京都大学 27,388 2,844 9.63
8 32 東京工業大学 26,084 2,782 9.38
9 65 九州大学 17,380 1,957 8.88
10 100 北海道大学 13,268 1,747 7.59

表3> 物理学/Physics(788機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東京大学 222,480 16,843 13.21
2 12 東北大学 138,267 11,711 11.81
3 25 京都大学 108,120 9,618 11.24
4 27 大阪大学 103,484 10,167 10.18
5 29 (独)科学技術振興機構 100,929 8,184 12.33
6 38 東京工業大学 88,358 7,279 12.14
7 53 高エネルギー加速器研究機構 73,303 4,166 17.60
8 54 (独)理化学研究所 72,725 5,951 12.22
9 55 (独)産業技術総合研究所 72,549 6,756 10.74
10 70 名古屋大学 63,696 5,029 12.67

<表4> 化学/Chemistry(1,102機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 京都大学 168,598 9,722 17.34
2 7 東京大学 156,609 8,689 18.02
3 11 (独)科学技術振興機構 123,149 6,738 18.28
4 14 (独)産業技術総合研究所 111,341 7,082 15.72
5 15 大阪大学 111,095 7,789 14.26
6 28 東北大学 90,618 6,351 14.27
7 33 東京工業大学 86,346 6,764 12.77
8 54 九州大学 66,040 5,000 13.21
9 59 名古屋大学 62,639 4,060 15.43
10 62 北海道大学 60,992 4,553 13.40

<表5> 生物学・生化学/Biology & Biochemistry(851機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東京大学 132,158 6,585 20.07
2 23 京都大学 89,974 4,752 18.93
3 30 (独)科学技術振興機構 80,380 3,068 26.20
4 33 大阪大学 75,757 4,290 17.66
5 48 (独)理化学研究所 57,983 2,786 20.81
6 102 九州大学 37,677 2,531 14.89
7 103 名古屋大学 36,913 2,299 16.06
8 104 北海道大学 36,694 2,664 13.77
9 119 東北大学 34,380 2,356 14.59
10 151 (独)産業技術総合研究所 29,226 1,895 15.42
各表の見方について

分析結果のハイライト

  • 東京大学は、この統計をはじめた2002年から12年連続で国内順位1位を堅持しています。しかし、世界順位は今年17位となり、2012年の16位、2011年の13位から後退しつつあります。
  • 国内順位においては、昨年同様に総合・分野別ともに大きな変動は認められません。材料科学分野では、(独)物質・材料研究機構が東北大学と入れ替わり、国内順位1位となりました。また、生物学・生化学分野では、あらたに(独)産業技術総合研究所が国内順位トップ10にランクインするなど、独立行政法人の健闘がみられます。
  • 日本が伝統的に強い材料科学、物理学、化学分野は、世界への影響力の強さを保持しているといえます。また、世界的な論文数が増え、ランキングされる機関数が上昇する中、生物学
  • 生化学分野で 国内順位2位の京都大学は、世界順位をひとつ上げて23位となりました。

データ対象期間

2002年1月1日~2012年12月31日 (11年間)

国内研究機関の総合トップ20

<表1> 総合/General (4,899機関)

注)* マークは、組織名を名寄せした集計値。各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 16 東京大学 1,136,238 77,157 14.73
2 34 京都大学 791,843 56,512 14.01
3 44 大阪大学 665,566 47,027 14.15
4 61 (独)科学技術振興機構 557,656 27,571 20.23
5 69 東北大学 512,569 45,528 11.26
6 110 (独)理化学研究所 398,453 21,245 18.76
7 122 名古屋大学 369,046 29,515 12.50
8 139 九州大学 342,605 31,002 11.05
9 146 (独)産業技術総合研究所 325,157 27,866 11.67
10 155 北海道大学 313,112 30,398 10.30
11 182 東京工業大学 281,981 26,051 10.82
12 240 筑波大学 221,283 19,094 11.59
13 303 慶應義塾大学 179,767 15,009 11.98
14 308 広島大学 175,683 17,050 10.30
15 331 自然科学研究機構* 163,608 9,371 17.46
16 337 千葉大学 158,648 13,229 11.99
17 358 岡山大学 148,954 14,319 10.40
18 372 神戸大学 140,322 12,755 11.00
19 383 (独)物質・材料研究機構 132,637 13,062 10.15
20 398 東京医科歯科大学 127,556 8,373 15.23

国内研究機関の分野別ランキング

表2> 材料科学/Materials Science(696機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東北大学 48,269 6,201 7.78
2 4 (独)物質・材料研究機構 45,697 4,472 10.22
3 7 (独)産業技術総合研究所 41,296 4,425 9.33
4 15 大阪大学 31,420 3,998 7.86
5 19 東京大学 29,775 3,319 8.97
6 23 京都大学 25,741 2,881 8.93
7 24 (独)科学技術振興機構 25,592 1,723 14.85
8 28 東京工業大学 24,478 2,800 8.74
9 56 九州大学 16,146 1,874 8.62
10 89 北海道大学 12,489 1,742 7.17

表3> 物理学/Physics(754機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東京大学 211,900 16,656 12.72
2 12 東北大学 133,004 11,688 11.38
3 24 大阪大学 103,307 10,112 10.22
4 25 京都大学 102,773 9,431 10.90
5 28 (独)科学技術振興機構 93,984 7,957 11.81
6 34 東京工業大学 86,843 7,174 12.11
7 45 (独)産業技術総合研究所 70,912 6,828 10.39
8 47 高エネルギー加速器研究機構 70,488 4,060 17.36
9 53 (独)理化学研究所 65,495 5,811 11.27
10 65 名古屋大学 59,121 4,932 11.99

<表4> 化学/Chemistry(1,047機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 京都大学 156,826 9,652 16.25
2 5 東京大学 147,764 8,583 17.22
3 12 (独)科学技術振興機構 108,596 6,398 16.97
4 13 (独)産業技術総合研究所 103,849 7,210 14.40
5 14 大阪大学 103,685 7,740 13.40
6 20 東北大学 87,507 6,313 13.86
7 27 東京工業大学 82,656 6,954 11.89
8 45 九州大学 63,415 4,977 12.74
9 50 名古屋大学 62,125 4,068 15.27
10 58 北海道大学 57,543 4,517 12.74

<表5> 生物学・生化学/Biology & Biochemistry(812機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東京大学 134,214 6,718 19.98
2 24 京都大学 89,007 4,837 18.40
3 30 (独)科学技術振興機構 77,525 3,070 25.25
4 31 大阪大学 76,321 4,350 17.55
5 47 (独)理化学研究所 57,786 2,833 20.40
6 99 九州大学 36,879 2,526 14.60
7 100 名古屋大学 36,549 2,299 15.90
8 103 北海道大学 35,686 2,711 13.16
9 109 東北大学 33,797 2,340 14.44
10 149 筑波大学 28,231 1,553 18.18

<表6> 免疫学/Immunology(340機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 大阪大学 61,620 1,083 56.90
2 15 (独)科学技術振興機構 38,571 442 87.26
3 21 東京大学 34,129 1,113 30.66
4 24 京都大学 30,633 650 47.13
5 44 (独)理化学研究所 20,839 468 44.53
6 63 九州大学 17,133 475 36.07
7 125 順天堂大学 10,377 377 27.53
8 135 東北大学 9,299 387 24.03
9 161 東京医科歯科大学 8,243 344 23.96
10 166 国立感染症研究所 8,118 515 15.76
各表の見方について

分析結果のハイライト

  • 今年は、昨年に引き続き、日本の研究機関の世界順位が全体的に多少下がる傾向が見られました。日本の各研究機関の論文数・被引用数も上昇していますが、国外の研究機関の論文数・被引用数の上昇が日本のそれをさらに上回っているのが理由です。
  • 東京大学は国内順位1位を堅持しています。ただし、世界順位は16位と一昨年の11位、昨年の13位から後退しています。
  • 国内順位は、総合・分野別ともに大きな変動は認めらません。ただし、(独)理化学研究所、(独)物質・材料研究機構、(独)科学技術振興機構など政府系研究機関の国内順位が上昇し、大学と順位の入れ替わりがみられます。
  • 日本のお家芸と言われる材料科学、物理学、化学などは、変わらず影響力の強さを示しています。また生物学・生化学、免疫学分野では、トップ10のうち半数以上の日本の研究機関が世界順位を堅持もしくは上昇していました。

データ対象期間

2001年1月1日~2011年12月31日 (11年間)

国内研究機関の総合トップ20

<表1> 総合/General (4,518機関)

注)* マークは、組織名を名寄せした集計値。各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 13 東京大学 1,080,166 71,762 15.05
2 33 京都大学 757,253 52,690 14.37
3 40 大阪大学 646,338 44,450 14.54
4 66 (独)科学技術振興機構 503,453 24,051 20.93
5 67 東北大学 490,403 42,280 11.60
6 110 (独)理化学研究所 362,564 19,414 18.68
7 118 名古屋大学 350,266 27,851 12.58
8 127 九州大学 326,548 29,272 11.16
9 148 北海道大学 296,291 28,771 10.30
10 152 (独)産業技術総合研究所 291,870 26,110 11.18
11 176 東京工業大学 264,969 24,569 10.78
12 233 筑波大学 206,638 17,901 11.54
13 289 慶應義塾大学 168,735 14,037 12.02
14 303 広島大学 163,164 16,173 10.09
15 304 自然科学研究機構* 162,449 9,451 17.19
16 320 千葉大学 153,238 12,581 12.18
17 350 岡山大学 137,972 13,562 10.17
18 364 神戸大学 130,139 11,942 10.90
19 392 東京医科歯科大学 118,441 7,983 14.84
20 406 (独)物質・材料研究機構 113,315 11,517 9.84

国内研究機関の分野別ランキング

<表2> 材料科学/Materials Science(655機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東北大学 46,430 5,879 7.90
2 5 (独)物質・材料研究機構 39,626 4,179 9.48
3 6 (独)産業技術総合研究所 37,988 4,359 8.71
4 12 大阪大学 29,624 3,835 7.72
5 19 東京大学 26,358 3,171 8.31
6 22 京都大学 23,733 2,724 8.71
7 24 東京工業大学 22,619 2,715 8.33
8 29 (独)科学技術振興機構 20,687 1,497 13.82
9 49 九州大学 14,671 1,793 8.18
10 86 北海道大学 11,057 1,660 6.66

<表3> 物理学/Physics(704機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 東京大学 199,263 14,499 13.74
2 10 東北大学 129,659 10,360 12.52
3 22 大阪大学 98,845 9,055 10.92
4 25 京都大学 94,091 8,133 11.57
5 31 東京工業大学 79,691 6,289 12.67
6 32 (独)科学技術振興機構 79,348 6,302 12.59
7 42 高エネルギー加速器研究機構 69,547 3,716 18.72
8 47 (独)産業技術総合研究所 64,536 6,126 10.53
9 60 (独)理化学研究所 56,360 4,932 11.43
10 61 名古屋大学 55,771 4,284 13.02

<表4> 化学/Chemistry(986機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 京都大学 147,007 9,230 15.93
2 5 東京大学 138,763 8,222 16.88
3 12 大阪大学 96,172 7,371 13.05
4 13 (独)産業技術総合研究所 94,405 6,991 13.50
5 16 (独)科学技術振興機構 92,776 5,539 16.75
6 20 東北大学 83,891 6,135 13.67
7 22 東京工業大学 80,027 6,937 11.54
8 41 九州大学 61,723 4,786 12.90
9 43 名古屋大学 60,232 3,967 15.18
10 52 北海道大学 55,274 4,317 12.80

<表5> 生物学・生化学/Biology&Biochemistry(756機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東京大学 134,952 6,542 20.63
2 23 京都大学 89,517 4,712 19.00
3 28 大阪大学 75,935 4,266 17.80
4 30 (独)科学技術振興機構 74,884 2,899 25.83
5 42 (独)理化学研究所 58,639 2,724 21.53
6 95 九州大学 37,086 2,482 14.94
7 97 名古屋大学 36,432 2,310 15.77
8 104 北海道大学 34,748 2,633 13.20
9 113 東北大学 33,148 2,237 14.82
10 155 筑波大学 27,348 1,509 18.12

<表6> 免疫学/Immunology(318機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 大阪大学 60,911 1,046 58.23
2 15 (独)科学技術振興機構 38,374 413 92.92
3 20 東京大学 32,412 1,123 28.86
4 25 京都大学 28,521 618 46.15
5 61 (独)理化学研究所 17,285 417 41.45
6 68 九州大学 15,446 468 33.00
7 114 順天堂大学 10,701 377 28.38
8 142 東北大学 8,573 376 22.80
9 173 国立感染症研究所 7,626 502 15.19
10 182 東京医科歯科大学 7,357 331 22.23

<表7> 薬理学・毒物学/Pharmacology & Toxicology(421機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 5 東京大学 18,688 1,051 17.78
2 30 京都大学 11,680 945 12.36
3 64 東北大学 8,612 638 13.50
4 76 九州大学 7,716 684 11.28
5 110 金沢大学 6,625 508 13.04
6 112 千葉大学 6,619 500 13.24
7 121 (独)科学技術振興機構 6,241 281 22.21
8 123 富山大学 6,221 683 9.11
9 146 熊本大学 5,731 399 14.36
10 154 大阪大学 5,539 575 9.63
各表の見方について

分析結果のハイライト

  • 2010年に引き続き、日本の研究機関が6分野(物理学、化学、材料科学、生物学・生化学、免疫学、薬理学・毒物学)で世界のTop5を維持しました。
  • 国内順位に大きな変動はありませんが、各機関の論文数、被引用数は伸びていますが世界順位では多少下がる傾向にあります。
  • 政府系研究機関の被引用数の伸びが目立つ傾向が続いています。

データ対象期間

2000年1月1日~2010年12月31日 (11年間)

国内研究機関の総合トップ20

<表1> 総合/General (4,272機関)

注)* マークは、組織名を名寄せした集計値。各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 11 東京大学 1,041,057 71,838 14.49
2 31 京都大学 732,732 52,735 13.89
3 37 大阪大学 628,365 44,707 14.06
4 65 東北大学 473,014 42,509 11.13
5 67 (独)科学技術振興機構 462,433 22,899 20.19
6 110 名古屋大学 338,129 28,093 12.04
7 124 九州大学 312,666 29,457 10.61
8 129 (独)理化学研究所 306,754 17,657 17.37
9 146 北海道大学 284,189 28,809 9.86
10 151 (独)産業技術総合研究所 270,838 26,247 10.32
11 171 東京工業大学 255,204 24,825 10.28
12 231 筑波大学 197,384 17,911 11.02
13 287 慶應義塾大学 159,647 13,893 11.49
14 292 自然科学研究機構* 157,795 9,912 15.92
15 298 広島大学 155,650 16,356 9.52
16 311 千葉大学 148,811 12,659 11.76
17 343 岡山大学 130,575 13,558 9.63
18 356 神戸大学 124,372 11,832 10.51
19 384 東京医科歯科大学 114,439 7,930 14.43
20 396 金沢大学 108,928 9,374 11.62

国内研究機関の分野別ランキング

<表2> 材料科学/Materials Science(637機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東北大学 43,561 5,873 7.42
2 4 (独)産業技術総合研究所 36,313 4,518 8.04
3 6 (独)物質・材料研究機構 32,531 3,900 8.34
4 10 大阪大学 27,902 3,821 7.30
5 16 東京大学 24,226 3,223 7.52
6 18 京都大学 22,671 2,744 8.26
7 22 東京工業大学 21,044 2,781 7.57
8 29 (独)科学技術振興機構 17,884 1,431 12.50
9 44 九州大学 13,715 1,757 7.81
10 69 名古屋大学 10,748 1,671 6.43

<表3> 物理学/Physics(686機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 東京大学 195,722 14,720 13.30
2 10 東北大学 129,103 10,566 12.22
3 22 大阪大学 97,202 9,331 10.42
4 24 京都大学 92,550 8,185 11.31
5 30 東京工業大学 79,960 6,406 12.48
6 33 (独)科学技術振興機構 74,401 6,017 12.37
7 40 高エネルギー加速器研究機構 67,700 3,829 17.68
8 47 (独)産業技術総合研究所 63,111 6,261 10.08
9 62 名古屋大学 53,506 4,443 12.04
10 66 (独)理化学研究所 52,561 4,738 11.09

<表4> 化学/Chemistry(950機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 京都大学 138,816 9,373 14.81
2 5 東京大学 134,348 8,372 16.05
3 11 大阪大学 91,939 7,393 12.44
4 14 (独)産業技術総合研究所 86,946 7,099 12.25
5 18 東北大学 83,144 6,326 13.14
6 19 (独)科学技術振興機構 82,144 5,148 15.96
7 22 東京工業大学 77,563 7,138 10.87
8 37 九州大学 59,143 4,894 12.08
9 39 名古屋大学 58,143 4,029 14.43
10 46 北海道大学 54,181 4,467 12.13

<表5> 生物学・生化学/Biology&Biochemistry(720機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東京大学 133,359 6,679 19.97
2 19 京都大学 92,242 4,847 19.03
3 28 大阪大学 77,318 4,371 17.69
4 32 (独)科学技術振興機構 70,255 2,814 24.97
5 47 (独)理化学研究所 53,060 2,483 21.37
6 90 名古屋大学 37,762 2,381 15.86
7 95 九州大学 36,482 2,495 14.62
8 112 北海道大学 33,151 2,657 12.48
9 114 東北大学 32,458 2,256 14.39
10 151 筑波大学 26,960 1,547 17.43

<表6> 免疫学/Immunology(307機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 5 大阪大学 58,468 1,058 55.26
2 16 (独)科学技術振興機構 38,918 420 92.66
3 20 東京大学 31,623 1,177 26.87
4 24 京都大学 29,375 624 47.08
5 65 (独)理化学研究所 15,527 317 48.98
6 73 九州大学 14,193 481 29.51
7 103 順天堂大学 11,240 389 28.89
8 123 東北大学 9,615 387 24.84
9 128 兵庫医科大学 9,224 144 64.06
10 173 国立感染症研究所 7,410 502 14.76

<表7> 薬理学・毒物学/Pharmacology & Toxicology(392機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 5 東京大学 17,385 1,087 15.99
2 32 京都大学 10,909 946 11.53
3 64 東北大学 7,956 655 12.15
4 84 九州大学 6,984 673 10.38
5 104 金沢大学 6,469 496 13.04
6 121 千葉大学 6,037 508 11.88
7 128 富山大学 5,933 690 8.60
8 129 (独)科学技術振興機構 5,916 282 20.98
9 138 熊本大学 5,585 409 13.66
10 143 大阪大学 5,486 537 10.22
各表の見方について

分析結果のハイライト

  • 今回の調査では、「免疫学」「薬理学・毒物学」分野で日本研究機関が世界トップ5に入りました。これは2002年に本発表を開始以来、初めてのことです。
  • 新たに日本の研究機関が世界の5位以内に躍進した免疫学や薬理学・毒物学も含め、それぞれの分野で特色のある研究を行っている研究機関が、総合力の強い大学・機関に続いています。
  • 全体的に順位の大きな変動はありませんが、政府系研究機関の被引用数の伸びが目立ちます。
  • 今回ランクインした機関は、論文数の変動に比して被引用数の伸びが大きく、そのため各機関の平均被引用数が伸びています。

データ対象期間

1999年1月1日~2009年12月31日(11 年間)

国内研究機関の総合トップ20

表1: 総合 General (4,102機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 11 東京大学 984,934 72,683 13.55
2 30 京都大学 684,431 53,017 12.91
3 34 大阪大学 604,720 45,532 13.28
4 64 東北大学 443,396 42,914 10.33
5 80 (独)科学技術振興機構 392,578 21,677 18.11
6 108 名古屋大学 317,667 28,496 11.15
7 120 九州大学 291,159 29,663 9.82
8 134 (独)理化学研究所 275,262 17,546 15.69
9 144 北海道大学 262,528 28,929 9.07
10 165 東京工業大学 243,188 25,340 9.60
11 171 (独)産業技術総合研究所 234,218 25,214 9.29
12 231 筑波大学 184,432 18,237 10.11
13 283 広島大学 147,939 16,572 8.93
14 290 慶應義塾大学 145,162 13,630 10.65
15 298 自然科学研究機構* 140,851 9,670 14.57
16 305 千葉大学 137,228 12,668 10.83
17 335 岡山大学 120,826 13,701 8.82
18 339 神戸大学 119,351 11,734 10.17
19 376 東京医科歯科大学 107,046 7,930 13.50
20 389 金沢大学 102,682 9,426 10.89

国内研究機関の分野別ランキング

表2: 材料科学 Materials Science(621機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東北大学 38,994 5,848 7.20
2 4 (独)産業技術総合研究所 31,123 4,320 7.20
3 7 (独)物質・材料研究機構 26,600 3,795 7.01
4 9 大阪大学 24,789 3,829 6.47
5 16 東京大学 21,798 3,290 6.63
6 17 京都大学 20,492 2,832 7.24
7 19 東京工業大学 19,388 2,802 6.92
8 34 (独)科学技術振興機構 14,521 1,359 10.69
9 38 九州大学 13,514 1,750 7.72
10 62 名古屋大学 9,921 1,673 5.93

表3: 物理学 Physics (679機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 東京大学 190,987 15,503 12.32
2 9 東北大学 128,555 11,018 11.67
3 22 大阪大学 94,666 9,788 9.67
4 26 京都大学 85,969 8,439 10.19
5 30 東京工業大学 78,087 6,673 11.70
6 38 高エネルギー加速器研究機構 68,433 3,949 17.33
7 42 (独)科学技術振興機構 64,978 5,937 10.94
8 50 (独)産業技術総合研究所 59,400 6,297 9.43
9 66 名古屋大学 51,035 4,686 10.89
10 70 (独)理化学研究所 49,798 4,852 10.26

表4: 化学 Chemistry (922機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 京都大学 128,841 9,534 13.51
2 5 東京大学 124,962 8,551 14.61
3 11 大阪大学 88,075 7,534 11.69
4 17 東北大学 77,731 6,476 12.00
5 19 (独)産業技術総合研究所 74,655 6,860 10.88
6 20 東京工業大学 73,925 7,402 9.99
7 25 (独)科学技術振興機構 67,140 4,753 14.13
8 35 九州大学 56,293 5,009 11.24
9 38 名古屋大学 54,029 4,075 13.26
10 41 北海道大学 52,624 4,630 11.37

表5: 生物学・生化学 Biology&Biochemistry (696機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東京大学 130,010 6,841 19.00
2 26 京都大学 87,035 4,963 17.54
3 28 大阪大学 76,878 4,488 17.13
4 36 (独)科学技術振興機構 60,987 2,676 22.79
5 57 (独)理化学研究所 47,242 2,464 19.17
6 85 名古屋大学 37,042 2,504 14.79
7 96 九州大学 34,747 2,535 13.71
8 111 東北大学 31,787 2,313 13.74
9 121 北海道大学 30,157 2,675 11.27
10 159 筑波大学 25,053 1,599 15.67
各表の見方について

今回の分析結果のハイライト

  • 総合・4分野とも、国内トップ研究機関の論文数、被引用数、平均被引用数は過去数年にわたり、おしなべて上昇しています。
  • 総合・4分野とも、国内順位1・2位は昨年と同じです。また、総合順位においても、13位まで順位の変動はありません。分野別のランキングでも、上位ランクの研究機関には大きな変化は見られません。
  • ここ数年顕著な傾向として、(独)科学技術振興機構、(独)理化学研究所、(独)産業技術総合研究所などの政府系研究機関の被引用数の上昇があげられます。
  • 世界総合ランキングでは、東京大学は2002年の19位から少しずつ順位を上げています。今年は、昨年の12位から11位となりました。同様に、東北大学も2002年には83位でしたが毎年着々と順位を上げ、今年は64位にランクインしています。その他、世界順位の上昇で見ると、上記の独立行政法人、東北大学のほかに慶応義塾大学、岡山大学が目立ちます。

▼下に続く解説“「組織戦略」とランキング”、“世界第1位をどう見るか”もご参照ください。

世界のトップ1パーセント以内の論文被引用実績

Essential Science Indicators は世界の研究機関によって利用されている、研究パフォーマンスを論文引用動向データから計るための統計分析データベースです。各表において、かっこ内の機関数は、同データベースに収載されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表しています。例えば、表2の材料科学では、621機関が論文被引用数によって世界の上位1パーセントとして抽出・収録されました。

「組織戦略」とランキング

Essential Science Indicators の研究機関ランキングでは、論文の著者が記載した所属機関名にもとづいて引用データを処理することを原則としています。下部組織名称や旧組織名により表れたデータを取りまとめてランキングに反映することによって、研究機関はその研究成果をより高くアピールすることができます。こうした客観データを組織戦略に活用している研究機関は少なくありません。

世界第1位をどう見るか

その一例として、ドイツのマックス・プランク研究所や、中国の中国科学院があげられます。傘下の研究機関をそれぞれ、Max Planck Society、Chinese Academy of Sciences という名称の元に集めた結果、これらの研究機関はEssential Science Indicatorsデータベースが集計する多くの分野で世界のトップ1パーセントにランクインすることとなりました。今回の4 分野のうち、今年は、中国科学院が化学・材料科学分野で、マックス・プランク研究所が物理学でそれぞれ世界1位となっています。しかしこれは傘下に擁する研究機関名をひとつに取りまとめた結果であり、2004 年まで世界第1 位であった東北大学(材料科学)、東京大学(物理学)などの研究パフォーマンスが下がったと見るべきではありません。

今回のランキング集計にあたって

今回の集計では、2008年12月末までに行われた大学・研究機関の統合等を反映し、また下部組織名称・旧組織名などによって複数がランクされた機関名については現在の親組織の名称に統一しました。このような組織名の集計が行われた研究機関は、表中では*マークにより示されています。各表は各機関の発表した論文が引用された数(被引用数)の総数順となっていますが、これを発表論文数や、平均被引用数(一論文あたりの被引用数)によって並べ替えても興味深い結果が得られます。こうしたランキングは絶対的なものではありませんが、世界から注目される、顕著な研究業績をあげている研究機関がどこであるかのおおよその目安にすることができます。

データ対象期間

1998年1月~2008年12月 の11 年間

国内研究機関の総合トップ20

<表1> 総合/General (3,759機関)

注)* マークは、組織名を名寄せした集計値。各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 12 東京大学* 917797 71625 12.81
2 28 京都大学 638174 51808 12.32
3 33 大阪大学 566083 44708 12.66
4 65 東北大学 401985 42034 9.56
5 92 (独)科学技術振興機構 320393 19363 16.55
6 104 名古屋大学 296621 28169 10.53
7 123 九州大学 267992 29106 9.21
8 139 (独)理化学研究所 240215 16658 14.42
9 142 北海道大学 239374 28014 8.54
10 162 東京工業大学 223871 24846 9.01
11 182 (独)産業技術総合研究所 204916 24148 8.49
12 223 筑波大学 171924 17976 9.56
13 279 広島大学 136637 16366 8.35
14 285 自然科学研究機構* 132780 9981 13.30
15 299 慶應義塾大学 127466 12610 10.11
16 300 千葉大学 126932 12293 10.33
17 343 神戸大学 108292 11247 9.63
18 345 岡山大学 108056 13297 8.13
19 373 東京医科歯科大学 99197 7667 12.94
20 378 熊本大学 96184 7924 12.14

国内研究機関の分野別ランキング

<表2> 材料科学/Materials Science(589機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東北大学 35403 5665 6.25
2 4 (独)産業技術総合研究所 27320 4197 6.51
3 7 大阪大学 22464 3722 6.04
4 13 (独)物質・材料研究機構* 21432 3559 6.02
5 14 東京大学 18951 3255 5.82
6 15 京都大学 18872 2849 6.62
7 18 東京工業大学 17061 2701 6.32
8 33 九州大学 12423 1691 7.35
9 40 (独)科学技術振興機構 11149 1239 9.00
10 56 名古屋大学 8799 1630 5.40

<表3> 物理学/Physics(642機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 東京大学 178642 15561 11.48
2 11 東北大学 116512 11011 10.58
3 22 大阪大学 87142 9711 8.97
4 26 京都大学 79358 8426 9.42
5 30 東京工業大学 70922 6575 10.79
6 48 高エネルギー加速器研究機構* 56369 3529 15.97
7 50 (独)産業技術総合研究所 54566 6190 8.82
8 52 (独)科学技術振興機構 53271 5273 10.10
9 64 名古屋大学 47567 4737 10.04
10 74 (独)理化学研究所 43770 4722 9.27

<表4> 化学/Chemistry(858機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 京都大学 115563 9324 12.39
2 5 東京大学 113061 8525 13.26
3 11 大阪大学 80184 7427 10.80
4 15 東北大学 71629 6480 11.05
5 19 東京工業大学 69601 7445 9.35
6 23 (独)産業技術総合研究所 65592 6580 9.97
7 30 (独)科学技術振興機構 54078 4194 12.89
8 33 九州大学 52601 4968 10.59
9 38 北海道大学 49359 4564 10.81
10 40 名古屋大学 49125 4050 12.13

<表5> 生物学・生化学/Biology&Biochemistry(648機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東京大学 127899 6797 18.82
2 25 京都大学 84784 4923 17.22
3 27 大阪大学 75820 4445 17.06
4 44 (独)科学技術振興機構 51026 2389 21.36
5 68 (独)理化学研究所 43109 2340 18.42
6 86 名古屋大学 36202 2495 14.51
7 102 九州大学 33285 2485 13.39
8 115 東北大学 30173 2236 13.49
9 124 北海道大学 28398 2610 10.88
10 159 筑波大学 24750 1592 15.55
各表の見方について

今回の分析結果のハイライト

  • ここ数年の傾向として、全体的に論文数、被引用数ともに漸増傾向であり、日本のトップ研究機関の学術発信はより活発化していることがわかります。
  • 全体的に、研究機関の顔ぶれに大きな変化は見られません。日本順位で上位を占める研究機関の多くは、昨年の国内順位を守りつつ、世界順位でも上昇の傾向がみられます。一方、国内順位を維持している研究機関であっても、世界順位が下降している機関も見られます。
  • 昨年に続いて、政府系研究機関の順位に上昇が見られます。これらの研究機関の多くは、近年に独立行政法人化されたものです。
  • 材料科学、物理学、化学のそれぞれで国内1位を維持した東北大学、東京大学、京都大学は、世界順位でも昨年と同じ位置にあります。生物学・生化学分野では、国内1位の東京大学は、世界順位では昨年の5位から第3位へと上昇しました。
  • 下に続く解説“「組織戦略」とランキング”、“世界第1位をどう見るか”もご参照ください。

世界のトップ1パーセント以内の論文被引用実績

Essential Science Indicatorsは世界の研究機関によって利用されている、研究パフォーマンスを論文引用動向データから計るための統計分析データベースです。各表において、括弧内の機関数は、同データベースに収載されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表しています。例えば、表2の材料科学では、589機関が論文被引用数によって世界の上位1パーセントとして抽出・収録されました。

「組織戦略」とランキング

Essential Science Indicatorsの研究機関ランキングでは、論文の著者が記載した所属機関名にもとづいて引用データを処理することを原則としています。下部組織名称や旧組織名により表れたデータを取りまとめてランキングに反映することによって、研究機関はその研究成果をより高くアピールすることができます。こうした客観データを組織戦略に活用している研究機関は少なくありません。

世界第1位をどう見るか

その一例として、ドイツのマックス・プランク研究所や、中国の中国科学院があげられます。傘下の研究機関をそれぞれ、Max Planck Society、Chinese Academy of Sciencesという名称の元に集めた結果、これらの研究機関はEssential Science Indicatorsデータベースが集計する多くの分野で世界のトップ1パーセントにランクインすることとなりました。今回の4分野のうち、昨年に続いて今年も、マックス・プランク研究所が化学、物理学の2分野で世界1位、また中国科学院が材料科学分野で世界1位となっています。しかしこれはそれぞれが傘下に擁する研究機関名をひとつに取りまとめた結果であり、2004年まで世界第1位であった東北大学(材料科学)、東京大学(物理学)などの研究パフォーマンスが下がったと見るべきではありません。

今回のランキング集計にあたって

今回の集計では、2007年12月末までに行われた大学・研究機関の統合等を反映し、また下部組織名称・旧組織名などによって複数がランクされた機関名については現在の親組織の名称に統一しました。このような組織名の集計が行われた研究機関は、表中では*マークにより示されています。
各表は各機関の発表した論文が引用された数(被引用数)の総数順となっていますが、これを発表論文数や、平均被引用数(一論文あたりの被引用数)によって並べ替えても興味深い結果が得られます。こうしたランキングは絶対的なものではありませんが、世界から注目される、顕著な研究業績をあげている研究機関がどこであるかのおおよその目安にすることができます。

データ対象期間

1997年1月~2007年12月 の11 年間

国内研究機関の総合トップ20

<表1> 総合/General (3,483機関)

注)各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 13 東京大学 849,355 68,434 12.41
2 30 京都大学 590,674 49,593 11.91
3 34 大阪大学 532,235 43,353 12.28
4 70 東北大学 366,693 40,078 9.15
5 99 名古屋大学 280,933 27,326 10.28
6 110 (独)科学技術振興機構 258,718 16,888 15.32
7 119 九州大学 251,535 28,205 8.92
8 140 北海道大学 222,058 27,002 8.22
9 159 (独)理化学研究所 209,600 15,334 13.67
10 163 東京工業大学 203,096 24,016 8.46
11 190 (独)産業技術総合研究所 182,015 22,947 7.93
12 217 筑波大学 160,333 17,226 9.31
13 276 広島大学 127,114 15,905 7.99
14 287 自然科学研究機構 122,085 9,651 12.65
15 293 慶應義塾大学 117,055 12,118 9.66
16 295 千葉大学 116,853 11,861 9.85
17 338 神戸大学 100,642 10,605 9.49
18 349 岡山大学 97,698 12,753 7.66
19 369 熊本大学 92,515 7,804 11.85
20 370 東京医科歯科大学 92,207 7,372 12.51

国内研究機関の分野別ランキング

<表2> 材料科学/Materials Science(553機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 東北大学 30,000 4,989 6.01
2 5 (独)産業技術総合研究所 22,017 3,902 5.64
3 9 大阪大学 18,391 3,251 5.66
4 11 京都大学 17,362 2,708 6.41
5 15 (独)物質・材料研究機構 16,488 2,956 5.58
6 16 東京大学 15,714 3,025 5.19
7 17 東京工業大学 15,548 2,585 6.01
8 28 九州大学 11,870 1,586 7.48
9 51 (独)科学技術振興機構 8,121 1,052 7.72
10 58 名古屋大学 7,817 1,571 4.98

<表3> 物理学/Physics(608機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 東京大学 170,326 15,082 11.29
2 9 東北大学 109,959 10,866 10.12
3 23 大阪大学 81,490 9,546 8.54
4 27 京都大学 72,267 8,034 9.00
5 33 東京工業大学 64,232 6,367 10.09
6 47 (独)産業技術総合研究所 54,059 6,119 8.83
7 52 高エネルギー加速器研究機構 52,209 3,375 15.47
8 63 名古屋大学 44,919 4,567 9.84
9 66 (独)科学技術振興機構 42,969 4,565 9.41
10 74 筑波大学 41,187 4,161 9.90

<表4> 化学/Chemistry(796機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 京都大学 104,845 9,069 11.56
2 5 東京大学 101,948 8,261 12.34
3 11 大阪大学 73,989 7,286 10.15
4 20 東京工業大学 64,433 7,314 8.81
5 21 東北大学 64,333 6,247 10.30
6 25 (独)産業技術総合研究所 57,367 6,273 9.15
7 31 九州大学 49,227 4,838 10.18
8 37 北海道大学 46,367 4,526 10.24
9 38 名古屋大学 44,851 3,897 11.51
10 39 (独)科学技術振興機構 44,628 3,589 12.43

<表5> 生物学・生化学/Biology&Biochemistry(602機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 5 東京大学 120,925 6,696 18.06
2 25 京都大学 81,738 4,780 17.10
3 27 大阪大学 75,823 4,413 17.18
4 59 (独)科学技術振興機構 43,677 2,140 20.41
5 73 (独)理化学研究所 39,047 2,210 17.67
6 88 名古屋大学 34,840 2,485 14.02
7 106 九州大学 31,028 2,453 12.65
8 117 東北大学 27,973 2,152 13.00
9 128 北海道大学 26,333 2,506 10.51
10 157 筑波大学 22,593 1,525 14.82
各表の見方について

今回の分析結果のハイライト

  • 昨年のランキングと比較して、全体的に論文数、被引用数ともに漸増傾向であり、日本のトップ研究機関の学術発信はより活発化していることがわかります。
  • 研究機関の顔ぶれに大きな変化はなく、多くの研究機関の平均被引用数や世界順位は上昇しており、研究パフォーマンスが向上していることがわかります。
  • 昨年に続いて、政府系研究機関の躍進が見られます。これらの研究機関の多くは近年に独立行政法人化されたものです。
  • 材料科学分野1位の東北大学は世界順位が昨年の2位から3位へ、また化学分野1位の京都大学は世界順位が昨年の3位から4位へ変わっていますが、これは中国科学院が傘下研究機関の業績をまとめた結果、それぞれ上位に浮上したもので、これら2大学の研究パフォーマンスが下がったということではありません。
  • 下に続く解説“「組織戦略」とランキング”、“世界第1位をどう見るか”もご参照ください。

世界のトップ1パーセント以内の論文被引用実績

Essential Science Indicatorsは世界の研究機関によって利用されている、研究パフォーマンスを論文引用動向データから計るための統計分析データベースです。各表において、括弧内の機関数は、同データベースに収載されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表しています。例えば、表2の材料科学では、553機関が論文被引用数によって世界の上位1パーセントとして抽出・収録されました。

「組織戦略」とランキング

Essential Science Indicatorsの研究機関ランキングでは、論文の著者が記載した所属機関名にもとづいて引用データを処理することを原則としています。下部組織名称や旧組織名により表れたデータを取りまとめてランキングに反映することによって、研究機関はその研究成果をより高くアピールすることができます。こうした客観データを組織戦略に活用している研究機関は少なくありません。

世界第1位をどう見るか

その一例として、ドイツのマックス・プランク研究所や、中国の中国科学院があげられます。傘下の研究機関をそれぞれ、Max Planck Society、Chinese Academy of Sciencesという名称の元に集めた結果、これらの研究機関はEssential Science Indicatorsデータベースが集計する多くの分野で世界のトップ1パーセントにランクインすることとなりました。今回の4分野のうち、マックス・プランク研究所は化学、物理学の2分野で世界1位、また中国科学院は材料科学分野で世界1位となっています。しかしこれはそれぞれが傘下に擁する研究機関名をひとつに取りまとめた結果であり、2004年まで世界第1位であった東北大学(材料科学)、東京大学(物理学)などの研究パフォーマンスが下がったと見るべきではありません。

今回のランキング集計にあたって

今回の集計では、2006年12月末までに行われた大学・研究機関の統合等を反映し、また下部組織名称・旧組織名などによって複数がランクされた機関名については現在の親組織の名称に統一しました。各表は各機関の発表した論文が引用された数(被引用数)の総数順となっていますが、これを発表論文数や、平均被引用数(一論文あたりの被引用数)によって並べ替えても興味深い結果が得られます。こうしたランキングは絶対的なものではありませんが、顕著な研究業績をあげている研究機関がどこであるかのおおよその目安にすることができます。

データ対象期間

1996年1月~2006年12月 の11 年間

国内研究機関の総合トップ20

<表1> 総合/General (3,274機関)

注)* マークは、組織名を名寄せした集計値。各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 13 東京大学 792,222 66,818 11.86
2 31 京都大学 545,535 48,219 11.31
3 35 大阪大学 492,074 42,080 11.69
4 72 東北大学 331,527 38,718 8.56
5 97 名古屋大学 265,415 26,855 9.88
6 115 九州大学 237,618 27,473 8.65
7 142 北海道大学 207,007 26,176 7.91
8 159 (独)科学技術振興機構 * 191,592 13,764 13.92
9 167 東京工業大学 185,736 23,388 7.94
10 170 (独) 理化学研究所 184,933 14,434 12.81
11 199 (独)産業技術総合研究所 * 161,768 21,810 7.42
12 222 筑波大学 147,074 16,748 8.78
13 266 広島大学 121,040 15,588 7.76
14 289 自然科学研究機構 * 112,359 9,498 11.83
15 296 千葉大学 108,725 11,506 9.45
16 304 慶應義塾大学 106,790 11,792 9.06
17 343 神戸大学 92,176 9,961 9.25
18 361 岡山大学 88,398 12,450 7.10
19 369 熊本大学 87,341 7,682 11.37
20 371 金沢大学 86,616 8,684 9.97

国内研究機関の分野別ランキング

<表2> 材料科学/Materials Science(535機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 東北大学 27,447 4,782 5.74
2 5 (独)産業技術総合研究所 * 18,990 3,623 5.24
3 9 京都大学 15,890 2,617 6.07
4 11 大阪大学 15,330 2,895 5.30
5 15 東京大学 13,488 2,895 4.66
6 16 (独)物質・材料研究機構 13,408 2,661 5.04
7 17 東京工業大学 13,064 2,395 5.45
8 29 九州大学 10,072 1,471 6.85
9 59 名古屋大学 6,727 1,483 4.54
10 73 大阪府立大学 5,806 889 6.53

<表3> 物理学/Physics(591機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 東京大学 161,747 14,844 10.90
2 13 東北大学 97,723 10,447 9.35
3 24 大阪大学 72,065 9,197 7.84
4 27 京都大学 66,717 7,845 8.50
5 37 東京工業大学 57,295 6,197 9.25
6 47 (独)産業技術総合研究所 * 52,274 5,972 8.75
7 53 高エネルギー加速器研究機構 * 48,975 3,305 14.82
8 68 名古屋大学 42,593 4,523 9.42
9 81 筑波大学 38,087 4,066 9.37
10 93 (独) 理化学研究所 33,828 4,108 8.23

<表4> 化学/Chemistry(769機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 京都大学 94,959 8,980 10.57
2 4 東京大学 92,536 8,155 11.35
3 13 大阪大学 68,133 7,096 9.60
4 17 東京工業大学 61,611 7,278 8.47
5 22 東北大学 58,514 6,170 9.48
6 26 (独)産業技術総合研究所 * 50,401 6,059 8.32
7 29 北海道大学 46,934 4,511 10.40
8 30 九州大学 46,606 4,771 9.77
9 39 名古屋大学 43,058 3,864 11.14
10 39 (独)科学技術振興機構 * 33,747 2,798 12.06
各表の見方について

今回の分析結果のハイライト

  • 昨年のランキングと比較して、全体的に論文数、被引用数ともに漸増傾向であり、日本のトップ研究機関の学術発信はより活発化していることがわかります。
  • 研究機関の顔ぶれに大きな変化はなく、ランクに変動があった研究機関も平均被引用数は上昇しており、パフォーマンスはむしろ向上していることがわかります。
  • 昨年に続いて、政府系研究機関の躍進が見られます。これらの研究機関の多くは近年に独立行政法人化されたものです。

世界のトップ1パーセント以内の論文被引用実績

Essential Science Indicatorsは世界の研究機関によって利用されている、研究パフォーマンスを論文引用動向データから計るための統計分析データベースです。各表において、括弧内の機関数は、同データベースに収載されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表しています。例えば、表2の材料科学では、535機関が論文被引用数によって世界の上位1パーセントとして抽出・収録されました。

「組織戦略」とランキング

Essential Science Indicatorsの研究機関ランキングでは、論文の著者が記載した所属機関名にもとづいて引用データを処理することを原則としています。下部組織名称や旧組織名により表れたデータを取りまとめてランキングに反映することによって、研究機関はその研究成果をより高くアピールすることができます。こうした客観データを組織戦略に活用している研究機関は少なくありません。

世界第1位をどう見るか

その一例として、ドイツのマックス・プランク研究所があげられます。傘下の研究機関を Max Planck Society という名称の元に集めた結果、 Essential Science Indicators の 22 分野のうち、 21 分野において同研究所は世界のトップ 1 パーセントにランクインすることとなりました。今回の 3 分野(化学、材料科学、物理学)では、昨年より同研究所が世界第 1 位となっています。しかしこれはマックス・プランクに所属する 80 以上の研究機関名をひとつに取りまとめた結果であり、 2004 年まで世界第 1 位であった東北大学(材料科学)、東京大学(物理学)の研究パフォーマンスが下がったと見るべきではありません。

今回のランキング集計にあたって

今回の集計では、 2005 年 12 月末までに行われた大学・研究機関の統合等を反映し、また下部組織名称・旧組織名などによって複数がランクされた機関名については現在の親組織の名称に統一しました。このような組織名の集計が行われた研究機関は、表中では * マークにより示されています。

各表は各機関の発表した論文が引用された数(被引用数)の総数順となっていますが、これを発表論文数や、平均被引用数(一論文あたりの被引用数)によって並べ替えても興味深い結果が得られます。こうしたランキングは絶対的なものではありませんが、顕著な研究業績をあげている研究機関がどこであるかのおおよその目安にすることができます。

データ対象期間

1995年1月~2005年12月 の11 年間

国内研究機関の総合トップ20

<表1> 総合/General (3,727機関)

注)* マークは、組織名を名寄せした集計値。各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 14 東京大学 720,324 64,290 11.20
2 31 京都大学 494,368 46,280 10.68
3 35 大阪大学 448,545 40,515 11.07
4 76 東北大学 292,828 37,038 7.91
5 97 名古屋大学 243,076 25,996 9.35
6 113 九州大学 217,320 26,582 8.18
7 144 北海道大学 186,452 24,989 7.46
8 172 東京工業大学 165,235 22,281 7.42
9 183 理化学研究所 156,910 13,270 11.82
10 221 筑波大学 132,439 16,110 8.22
11 226 科学技術振興機構* 131,743 10,847 12.15
12 240 産業技術総合研究所* 123,116 18,755 6.56
13 266 広島大学 111,529 15,006 7.43
14 287 自然科学研究機構* 103,785 9,209 11.27
15 307 千葉大学 95,008 10,906 8.71
16 312 慶應義塾大学 93,598 11,266 8.31
17 333 神戸大学 87,200 9,457 9.22
18 354 金沢大学 81,123 8,524 9.52
19 360 東京医科歯科大学 79,367 6,953 11.41
20 363 熊本大学 78,805 7,538 10.45

国内研究機関の分野別ランキング

<表2> 材料科学/Materials Science(531機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 東北大学 23,891 4,533 5.27
2 7 産業技術総合研究所* 14,209 3,092 4.60
3 8 京都大学 13,301 2,428 5.48
4 9 大阪大学 12,575 2,712 4.64
5 14 東京工業大学 11,796 2,279 5.18
6 16 東京大学 10,984 2,718 4.04
7 18 物質・材料研究機構 10,474 2,340 4.48
8 29 九州大学 8,473 1,404 6.03
9 58 名古屋大学 5,505 1,417 3.88
10 63 大阪府立大学 5,189 864 6.01

<表3> 物理学/Physics(607機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 東京大学 148,136 14,379 10.30
2 15 東北大学 83,852 9,903 8.47
3 26 大阪大学 63,369 8,709 7.28
4 28 京都大学 59,137 7,504 7.88
5 44 東京工業大学 48,798 5,844 8.35
6 46 高エネルギー加速器研究機構* 47,576 3,328 14.30
7 58 産業技術総合研究所* 41,864 5,145 8.14
8 65 名古屋大学 39,075 4,374 8.93
9 77 筑波大学 35,254 3,988 8.84
10 97 日本電信電話(株) 28,676 2,974 9.64

<表4> 化学/Chemistry(774機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 3 京都大学 82,544 8,641 9.55
2 4 東京大学 82,352 7,930 10.38
3 13 大阪大学 61,115 6,909 8.85
4 16 東京工業大学 57,930 7,142 8.11
5 19 東北大学 51,322 6,069 8.46
6 28 北海道大学 42,851 4,402 9.73
7 31 九州大学 41,162 4,586 8.98
8 38 名古屋大学 38,469 3,765 10.22
9 45 産業技術総合研究所* 34,794 4,823 7.21
10 83 科学技術振興機構* 24,240 2,182 11.11

<表5> 生物学・生化学/Biology&Biochemistry(591機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 5 東京大学 114,512 6,712 17.06
2 26 京都大学 73,783 4,663 15.82
3 28 大阪大学 71,988 4,312 16.69
4 84 理化学研究所 33,611 1,955 17.19
5 92 名古屋大学 31,193 2,480 12.58
6 102 九州大学 28,223 2,379 11.86
7 121 東北大学 24,702 2,101 11.76
8 136 北海道大学 22,463 2,359 9.52
9 152 科学技術振興機構* 20,332 1,368 14.86
10 165 筑波大学 19,168 1,514 12.66
各表の見方について

今回の分析結果のハイライト

  • 昨年のランキングと比較して、上位に入っている研究機関の顔ぶれに大きな変化はありませんでした。総合ランキング(表1)の10位までの研究機関は昨年同様です。
  • 産業技術総合研究所、科学技術振興機構、自然科学研究機構といった政府特定機関の被引用数が増加し、軒並みランクをあげていることがわかりました。
  • 材料科学分野1位の東北大学、物理学分野1位の東京大学について、世界順位が昨年の1位から2位へ変わっていますが、これはドイツのマックス・プランク研究所が傘下研究機関の業績をまとめた結果、1位に浮上したもので、この2大学の研究パフォーマンスが下がったということではありません。下に続く解説“「組織戦略」とランキング”、“世界第1位をどう見るか”もご参照ください。

世界のトップ1パーセント以内の論文被引用実績

Essential Science Indicatorsは世界の研究機関によって利用されている、研究パフォーマンスを論文引用動向データから計るための統計分析データベースです。各表において、括弧内の機関数は、同データベースに収載されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表しています。例えば、表2の材料科学では、531機関が論文被引用数によって世界の上位1パーセントとして抽出・収録されました。

「組織戦略」とランキング

Essential Science Indicatorsの研究機関ランキングでは、論文の著者が記載した所属機関名にもとづいて引用データを処理することを原則としています。下部組織名称や旧組織名により表れたデータを取りまとめてランキングに反映することによって、研究機関はその研究成果をより高くアピールすることができます。こうした客観データを組織戦略に活用している研究機関は少なくありません。

世界第1位をどう見るか

その一例として、ドイツのマックス・プランク研究所があげられます。傘下の研究機関をMax Planck Societyという名称の元に集めた結果、Essential Science Indicatorsの22分野のうち、21分野において同研究所は世界のトップ1パーセントにランクインすることとなりました。このうち3分野(化学、材料科学、物理学)では同研究所が世界第1位となっています。しかしこれはマックス・プランクに所属する80以上の研究機関名をひとつに取りまとめた結果であり、昨年世界第1位であった東北大学(材料科学)、東京大学(物理学)の研究パフォーマンスが下がったと見るべきではありません。

今回のランキング集計にあたって

今回の集計では、2004年12月末までに行われた大学・研究機関の統合等を反映し、また下部組織名称・旧組織名などによって複数がランクされた機関名については現在の親組織の名称に統一しました。このような組織名の集計が行われた研究機関は、表中では*マークにより示されています。各表は各機関の発表した論文が引用された数(被引用数)の総数順となっていますが、これを発表論文数や、平均被引用数(一論文あたりの被引用数)によって並べ替えても興味深い結果が得られます。こうしたランキングは絶対的なものではありませんが、顕著な研究業績をあげている研究機関がどこであるかのおおよその目安にすることができます。

データ対象期間

1994年1月~2004年12月 の11 年間

国内研究機関の総合トップ20

<表1> 総合/General (3,532機関)

注)* マークは、組織名を名寄せした集計値。各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 13 東京大学 674,179 61,610 10.94
2 30 京都大学 466,150 44,550 10.46
3 36 大阪大学 419,519 38,897 10.79
4 75 東北大学 270,409 35,495 7.62
5 99 名古屋大学 227,378 25,228 9.01
6 110 九州大学 206,866 25,908 7.98
7 150 北海道大学 173,299 23,737 7.30
8 179 東京工業大学 152,200 21,309 7.14
9 200 理化学研究所 136,638 12,042 11.35
10 225 筑波大学 122,661 15,352 7.99
11 259 広島大学 105,444 14,405 7.32
12 285 産業技術総合研究所* 96,651 12,357 7.82
13 311 慶應義塾大学 86,606 10,755 8.05
14 315 千葉大学 85,723 10,361 8.27
15 333 神戸大学 81,058 8,997 9.01
16 347 金沢大学 77,641 8,333 9.32
17 352 東京医科歯科大学 75,257 6,712 11.21
18 356 岡崎国立共同研究機構*
(現:自然科学研究機構)
74,749 5,495 13.60
19 357 熊本大学 74,667 7,368 10.13
20 366 岡山大学 71,693 11,578 6.19

国内研究機関の分野別ランキング

<表2> 材料科学/Materials Science(509機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 1 東北大学 20,885 4,191 4.98
2 6 京都大学 12,371 2,325 5.32
3 9 大阪大学 10,912 2,533 4.31
4 13 東京工業大学 10,475 2,139 4.90
5 17 東京大学 9,535 2,530 3.77
6 20 産業技術総合研究所* 9,308 1,527 6.10
7 22 物質・材料研究機構 8,668 2,093 4.14
8 34 九州大学 7,329 1,318 5.56
9 65 名古屋大学 4,736 1,334 3.55
10 67 大阪府立大学 4,579 807 5.67

<表3> 物理学/Physics(587機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 1 東京大学 138,542 13,806 10.03
2 16 東北大学 75,208 9,558 7.87
3 29 大阪大学 56,618 8,289 6.83
4 31 京都大学 54,597 7,203 7.58
5 46 高エネルギー加速器研究機構* 45,028 3,227 13.95
6 52 東京工業大学 42,494 5,457 7.79
7 65 名古屋大学 36,514 4,263 8.57
8 84 筑波大学 32,960 3,854 8.55
9 90 日本電信電話(株)* 29,922 3,210 9.32
10 97 産業技術総合研究所* 27,443 2,374 11.56

<表4> 化学/Chemistry(746機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 京都大学 78,019 8,443 9.24
2 3 東京大学 77,787 7,843 9.92
3 13 大阪大学 57,666 6,735 8.56
4 14 東京工業大学 56,867 7,094 8.02
5 17 東北大学 49,079 5,923 8.29
6 29 北海道大学 40,464 4,351 9.30
7 31 九州大学 39,149 4,481 8.74
8 41 名古屋大学 35,323 3,665 9.64
9 76 産業技術総合研究所* 24,135 2,731 8.84
10 99 岡崎国立共同研究機構
(現:自然科学研究機構)
21,579 1,824 11.83

<表5> 生物学・生化学/Biology&Biochemistry(570機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 5 東京大学 111,391 6,612 16.85
2 22 京都大学 74,497 4,638 16.06
3 27 大阪大学 69,871 4,238 16.49
4 91 理化学研究所 30,179 1,795 16.81
5 92 名古屋大学 29,588 2,458 12.04
6 100 九州大学 27,987 2,362 11.85
7 122 東北大学 24,571 2,103 11.68
8 140 北海道大学 21,205 2,283 9.29
9 160 神戸大学 18,756 1,109 16.91
10 163 筑波大学 18,485 1,485 12.45
各表の見方について

各表において、括弧内の機関数は、Essential Science Indicatorsに収載されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表しています。例えば、表2の材料科学では、509機関が論文被引用数によって世界の上位1パーセントとして抽出・収録されました。

また、各表は各機関の発表した論文が引用された数(被引用数)の総数順となっていますが、これを発表論文数や、平均被引用数(一論文あたりの被引用数)によって並べ替えても興味深い結果が得られます。こうしたランキングは絶対的なものではありませんが、顕著な研究業績をあげている研究機関がどこであるかのおおよその目安にすることができます。

今回の調査にあたっては、平成15年末までに行われた大学・研究機関の統合等を反映し、また下部組織名称によって複数がランクされた機関名については親組織の名称に統一・集計しました。表中では*マークにより示されています。

データ対象期間

1993年1月~2003年12月 の11 年間

国内研究機関の総合トップ20

<表1> 総合/General (3,291機関)

注)各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 16 東京大学 612,253 58,343 10.49
2 30 京都大学 433,354 42,450 10.21
3 36 大阪大学 383,734 36,997 10.37
4 82 東北大学 245,250 33,615 7.30
5 99 名古屋大学 211,201 24,278 8.70
6 106 九州大学 196,850 25,070 7.85
7 156 北海道大学 157,909 22,497 7.02
8 179 東京工業大学 140,200 20,222 6.93
9 221 理化学研究所 115,737 10,688 10.83
10 231 筑波大学 111,067 14,601 7.61
11 262 広島大学 97,877 13,622 7.19
12 309 神戸大学 79,523 8,474 9.38
13 323 千葉大学 76,552 9,714 7.88
14 332 慶応大学 75,156 10,175 7.39
15 344 金沢大学 72,118 8,037 8.97
16 351 熊本大学 70,878 7,184 9.87
17 356 東京医科歯科大学 68,870 6,338 10.87
18 374 岡山大学 65,191 11,085 5.88
19 375 新潟大学 64,994 7,651 8.49
20 431 国立がんセンター 54,391 3,034 17.93

国内研究機関の分野別ランキング

<表2> 材料科学/Materials Science(487機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 1 東北大学 18,398 3,895 4.72
2 8 京都大学 11,488 2,270 5.06
3 12 東京工業大学 9,520 2,042 4.66
4 15 大阪大学 9,460 2,284 4.14
5 19 東京大学 8,245 2,392 3.45
6 31 物質・材料研究機構 6,796 1,546 4.40
7 37 九州大学 6,253 1,231 5.08
8 49 産業技術総合研究所 5,089 973 5.23
9 65 名古屋大学 4,139 1,237 3.35
10 69 大阪府立大学 4,011 760 5.28

<表3> 物理学/Physics(563機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 1 東京大学 126,041 12,952 9.73
2 17 東北大学 66,877 8,967 7.46
3 29 大阪大学 50,876 7,713 6.60
4 30 京都大学 49,908 6,775 7.37
5 58 東京工業大学 36,751 5,010 7.34
6 76 名古屋大学 32,419 4,016 8.07
7 80 高エネルギー加速器研究機構 31,663 2,272 13.94
8 82 筑波大学 30,575 3,702 8.26
9 96 日本電気(株) 26,661 2,110 12.64
10 99 日本電信電話(株) 25,221 2,531 9.96

<表4> 化学/Chemistry(716機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 東京大学 71,651 7,638 9.38
2 3 京都大学 71,323 8,184 8.71
3 10 東京工業大学 55,555 6,952 7.99
4 14 大阪大学 53,887 6,557 8.22
5 17 東北大学 44,570 5,782 7.71
6 29 北海道大学 38,042 4,196 9.07
7 33 九州大学 36,858 4,425 8.33
8 46 名古屋大学 32,175 3,583 8.98
9 93 分子科学研究所 21,011 1,855 11.33
10 104 東京理科大学 19,310 2,249 8.59
各表の見方について

最近 11 年間の学術論文の引用動向データをもとに、国内研究機関の論文引用パフォーマンスを分析しました。昨年の調査では総合 10 位までの発表でしたが、本年は総合ランキング 20 位までを分析すると共に、特に日本の貢献が著しい 3 分野についてそれぞれトップ 10 位までを調査しました。

データ対象期間

1992年1月1日-2002年12月

国内研究機関の総合トップ10

<表1> 総合/General (3,063機関)

注)各表かっこ内の機関数は、同データベースに収録されている各分野の世界上位1パーセントの集合を表している。

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 19 東京大学 560,437 55,343 10.13
2 30 京都大学 408,052 40,825 10.00
3 37 大阪大学 359,892 35,430 10.16
4 83 東北大学 226,210 31,842 7.10
5 102 名古屋大学 196,241 23,380 8.39
6 108 九州大学 186,331 24,321 7.66
7 154 北海道大学 146,781 21,283 6.90
8 179 東京工業大学 129,083 19,155 6.74
9 227 筑波大学 104,075 13,815 7.53
10 263 広島大学 90,281 13,057 6.91

国内研究機関の分野別ランキング

<表2> 材料科学/Materials Science(464機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 1 東北大学 16,920 3,659 4.62
2 9 京都大学 11,305 2,165 5.22
3 12 大阪大学 8,774 2,122 4.13
4 13 東京工業大学 8,466 1,898 4.46
5 24 東京大学 7,209 2,252 3.20
6 41 九州大学 5,106 1,184 4.31
7 65 名古屋大学 3,777 1,148 3.29
8 67 大阪府立大学 3,759 718 5.24
9 104 物質・材料研究機構 2,795 995 2.81
10 108 北海道大学 2,695 862 3.13

<表3> 物理学/Physics(535機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 1 東京大学 109,847 12,105 9.07
2 19 東北大学 57,569 8,341 6.90
3 28 大阪大学 46,249 7,216 6.41
4 30 京都大学 44,820 6,462 6.94
5 64 東京工業大学 31,509 4,649 6.78
6 78 名古屋大学 28,495 3,783 7.53
7 79 NTT 28,389 2,770 10.25
8 83 筑波大学 27,366 3,482 7.86
9 101 NEC 22,344 2,036 10.97
10 157 高エネルギー加速器研究機構 16,067 1,098 14.63

<表4> 化学/Chemistry(690機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 2 京都大学 67,594 7,867 8.59
2 3 東京大学 67,357 7,364 9.15
3 9 東京工業大学 52,094 6,724 7.75
4 11 大阪大学 50,105 6,388 7.84
5 17 東北大学 41,299 5,537 7.46
6 24 北海道大学 36,218 4,001 9.05
7 28 九州大学 35,707 4,376 8.16
8 47 名古屋大学 29,705 3,467 8.57
9 86 分子科学研究所 20,718 1,794 11.55
10 108 東京理科大学 17,816 2,184 8.16

<表5> 生物学・生化学/Biology&Biochemistry(512機関)

国内順位 世界順位 機関名 被引用数 論文数 平均被引用数
1 4 東京大学 92,939 6,128 15.15
2 18 京都大学 63,359 4,328 14.64
3 30 大阪大学 54,041 4,027 13.42
4 80 九州大学 27,754 2,265 12.25
5 86 名古屋大学 25,930 2,380 10.89
6 128 東北大学 20,150 1,942 10.42
7 132 北海道大学 18,597 2,175 8.55
8 150 筑波大学 16,684 1,398 11.98
9 153 神戸大学 16,266 1,035 15.72
10 171 徳島大学 14,713 1,053 14.04
各表の見方について

先の2001年7月、ISIは論文引用数が多い順に世界の研究機関を分野別に公開しました。 今回は論文引用数において、分野別に見た場合、世界の5位以内に日本の研究機関がエントリーしている4分野について日本のトップ10機関を調査しました。各分野において上記のESIにエントリーされる研究機関は、その分野におけるトップ1%です。全分野を対象にした総合では、3063機関がトップ1%としてエントリーし、各分野ではそれぞれ化学690機関、物理535機関、生化学512機関, 材料科学464機関のうち、何位に位置するかが示されています。

データ対象期間

1991年1月-2001年12月