世界各地に異常気象をもたらすインド洋の大気海洋相互作用現象の発見と
その機構の解明

山形 俊男 氏 リサーチフロント

東京大学 大学院 理学系研究科
地球惑星科学専攻 教授
独立行政法人 海洋研究開発機構
地球環境フロンティア研究センター
気候変動予測研究領域 領域長

山形 俊男 氏

ResearcherID 研究者の論文リスト・引用情報はこちら


研究領域における業績や、発明・発見の内容

太平洋熱帯域に発生するエルニーニョ現象は世界各地に異常気象をもたらすことでよく知られているが、インド洋にも独自の大気海洋相互作用現象が数年間隔で発生することをデータ解析により見出し、ダイポールモード現象と名づけた。このダイポールモード現象はインド、オーストラリア、ケニヤなどインド洋周辺諸国は勿論のこと、ヨーロッパや東 アジアの気温や降水量にも大きな影響を与える。この現象の成長、減衰メカニズムについても、大気海洋結合大循環モデルなどを用いて明らかにした。現在、この現象の予測を目指して、インド洋の観測システムの計画が世界海洋観測システムなどの国際機関のプログラムにより進められている。


この研究に関して獲得した研究資金や学術賞

  • 平成13年度 三菱財団研究助成
  • 平成15年度に21世紀COE(研究代表)
  • 2004年1月 Sverdrup Gold Medal Prize 受賞(米国気象学会総会)
  • 2004年1月 米国気象学会フェロー

このページを閉じる