自然免疫によるウイルス認識からインターフェロン産生にいたる経路の解明

審良 静男 氏 リサーチフロント

大阪大学 微生物病研究所
自然免疫学分野 教授

審良 静男 氏

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研究領域における業績や、発明・発見の内容

哺乳動物では、ウイルスが体内の細胞に感染するとインターフェロンを産生することによって、抗ウイルス応答を誘導する。これまで、ウイルス感染をどのようなメカニズムで細胞は認識し、その後インターフェロンを産生するのか、まったく不明であった。われわれは、今回の一連の研究で、ウイルス感染の初期認識からインターフェロン産生にいたる経路を解明した。2種類の異なる受容体、つまり膜型受容体Toll-like receptorsと細胞質内受容体RIG-I様ヘリケース群が、ウイルス・センサーとして働き、ウイルス由来の核酸を認識する。これらの2つのウイルス感知システムは、お互い異なる細胞で作用することもあきらかにした。われわれは、さらにウイルス認識から下流のシグナル伝達で働く必須の蛋白も発見した。


研究費補助金、受賞歴等(最近5年間)

  • 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業(ERATO)
  • 平成19年 ミルシュタイン賞(Milstein Award)
  • 平成19年 学士院賞・恩賜賞
  • 平成19年 ミュンヘン工科大学名誉医学博士
  • 平成19年 上原賞
  • 平成18年 コーリー賞(William B Coley Award)
  • 平成18年 朝日賞
  • 平成17年 紫綬褒章
  • 平成16年 コッホ賞(Robert Koch Prize)
  • 平成16年 高松宮妃癌研究基金学術賞
  • 平成15年 武田医学賞

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