新規磁性形状記憶合金の開発

及川 勝成 氏 リサーチフロント

東北大学 大学院工学研究科 金属フロンティア工学専攻 創形創質プロセス学講座 創形材料工学分野 准教授

及川 勝成 氏

ResearcherID 研究者の論文リスト・引用情報はこちら


研究領域における業績や、発明・発見の内容

ニチノールなどの形状記憶合金は温度上昇に伴う逆マルテンサイト変態により形状回復を示すが、近年、強磁性などとの複合機能をもつことが望まれている。受賞者は、Co-Ni-Al, Co-Ni-Ga, Ni-Fe-Ga系等の合金系において、強磁性と形状記憶特性の両方を有する強磁性形状記憶合金となる最適な組成と熱処理条件を見出し、その熱的な相安定性と結晶構造等を明らかにした。また、これら脆い材料の靭性を向上させるための最適なミクロ組織の制御法を確立した。これらの合金は従来の熱的な形状記憶合金特性に加え磁場による変形も可能となることから新しいセンサー、アクチュエータ材料への応用が検討されており、今後、様々なデバイスへの応用が期待される。


研究費補助金、受賞歴等(最近5年間)

  • 平成18年度 日本金属学会 村上奨励賞
  • 平成18年度 本多記念会 本多記念研究奨励賞
  • 平成14年度 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 産業技術研究助成事業

このページを閉じる