技術革新国:トムソン・ロイターの2008年世界特許活動分析によりアジアの技術革新企業が米国市場に 大きく進出していることが判明

- 中国、欧州、日本、韓国がそれぞれ国内で国産技術を誇示する一方、米国の技術革新企業上位10社は外国企業が大きく占めていることが 全世界の知的財産権分析によって明らかになる -

2009年3月26日(JST)
米国ペンシルベニア州フィラデルフィア発
*米国時間3月24日に発表されたプレスリリースです。

トムソン・ロイターのIPソリューション・ビジネスは本日、昨年1年間を通して主要地域の有力な技術革新企業を分析した『2008年グローバルイノベーション調査』(2008 Global Innovation Study)の調査結果を発表しました。取得済み特許および公開済み特許出願として公表されている独自の発明の合計数を基準に、中国、欧州、日本、韓国ならびに米国の技術革新企業の上位10社を対象に行ったこの調査によって、米国の技術革新企業上位10社の70%を外国企業が占めていることがわかりました。それに対して、アジアとヨーロッパでは、いずれも国内企業が上位10社のリストで他を圧しています。

中国、欧州、日本、韓国の調査サンプル全体にわたって独自の発明を示す指標となる2008年の1年間に報告された取得済み特許と公開済み特許出願の合計は967,562件でした。その内訳を見ると、米国は207,364件、日本は251,071件、欧州は125,974件、韓国は70,532件、中国は312,621件となっています。

米国における技術革新企業上位10社は上から順に、サムスン電子(韓国)、IBM(米国)、マイクロソフト(米国)、東芝(日本)、キヤノン(日本)、富士通(日本)、ソニー(日本)、ゼネラルエレクトリック(GE、米国)、セイコーエプソン(日本)、鴻海精密工業(ホンハイ・プレシジョン、台湾)でした。米国市場で技術革新の大きな足跡を残しているアジア企業のうち、サムスン、東芝、キヤノン、ソニー、セイコーエプソンはそれぞれ国内でも上位10社に入っています。この調査では、米国の上位10社に入った米国企業で他の地域の上位10社にも入った企業は1社もありませんでした。

今回、欧州の上位10社に入った外国企業はサムスン電子(韓国)1社だけでした。サムスンは昨年も欧州で第3位でした。上位10社のうち残り9社はいずれも欧州企業でした。米国またはアジアで上位10社に入った欧州企業は1社もありませんでした。

今回調査したアジアの国々はいずれも、技術革新に向けた再投資で見ると、それぞれ国内でも重要性を示しています。日本、中国、韓国の技術革新企業上位10社はそれぞれ日本、中国、韓国の国内企業が占めています。

この報告書のデータは、トムソン・ロイターのダーウェント世界特許インデックス(Derwent World Patents Index, DWPI)データベースを使って集計しました。各地域で取得済み特許と公開済み特許(審査済み/未審査)を集計して上位の技術革新企業を判定しました。

世界各地の上位技術革新企業およびこの調査結果はウェブサイトでご覧ください。


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情報出所 : トムソン・ロイター(Thomson Reuters)
2009年3月24日

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