『グローバル・リサーチ・レポート:インド』を発表
~インドの科学研究は過去10年間で80%増加。科学先進国に仲間入りする可能性~
2009年10月吉日
米国ペンシルベニア州フィラデルフィア/英国ロンドン発
*米国時間10月7日に発表されたプレスリリースです。
トムソン・ロイター(本社:米国ニューヨーク、日本オフィス:東京都千代田区、ヘルスケア&サイエンスビジネス日本代表:長尾正樹)は本日、『グローバル・リサーチ・レポート:インド』(Global Research Report: India)を発表しました。この調査報告書では、近年の大幅な成長に支えられたインドの研究生産性が、今後7~8年以内にG8諸国と肩を並べるだけでなく、2015年から2020年の間に追い越す可能性もあると予測しています。
トムソン・ロイターの『グローバル・リサーチ・レポート』シリーズの一環として発行された本書は、インドの科学研究、インドとの共同研究の可能性、ならびに世界の科学研究にインドが占める地位に関する情報などを提供し、変化し続けるグローバルな研究基盤の展望と力学を説明しています。今日のインドにおける科学の急成長は、ここ数年見られた経済の急拡大と同様に驚異的であり、インドは明らかに世界一流の研究拠点となりうる大きな可能性を秘めています。国内に科学産業を擁するインドは、共同研究のネットワークを広げることにより、世界をリードする科学先進国のひとつに育つ準備が十分に整っています。
本レポートの主な調査所見は次の通りです。
- インドの科学論文の年間発表数は過去10年間で大幅に増加しました。1998年に約16,500件だった論文数が、2007年には80%増の約30,000件に達しています。
- インドの研究ポートフォリオは、ライフサイエンスと物理系科学とのバランスが取れています。
- インドは、特に米国、ドイツ、英国、日本などとの間に、安定的かつ将来性のある研究パートナーシップを確立しています。
- インドの年間成長率はこの数年、日本、フランス、ドイツ、英国のような欧州・アジアの先進諸国と肩を並べるほどの飛躍を見せています。
- インドとアジア地域の共同研究、そのアウトプット数が倍増しています。特に近年、韓国がインドの研究者との共同執筆論文の比率を大きく高めています。この事実は、より明確な地域的研究ネットワーク時代の到来を告げていると考えられます。
この調査は、ISI Web of KnowledgeSMプラットフォーム上で使用する世界最高水準の学術文献引用データベース「Web of Science®」のデータを使用して作成しています。なお、この報告書の全文は弊社ウェブサイトにてご覧いただけます。
Web of Scienceとは?
世界中の影響力の高い学術雑誌約11,000誌(2009年8月現在)を厳選し、包括的なアクセスを提供するオンライン学術文献データベースです。引用文献情報も収載しているので、文献の引用回数を調べたり、引用文献をたどって研究の発展や経過を調べたりすることができます。
トムソン・ロイターについて
トムソン・ロイター(TSX: TRI、NYSE: TRI)は、ビジネスや専門家向けの高度な情報を提供する世界的なリーディングカンパニーです。産業に関する高度な専門知識と先端技術を組み合わせ、金融・法律・税務会計・科学・医療・メディア分野の意思決定者向けに、世界で最も信頼される情報提供者としての役割を果たしていきます。100カ国以上で約5万人以上の従業員を抱えるトムソン・ロイターの本社はニューヨークに置かれ、ロンドンとイーガン(米国ミネソタ州)が主要なオペレーションセンターとして機能しています。
トムソン・ロイターは、Web of Scienceのデータから例年以下の発表も行っています
情報出所 : トムソン・ロイター(Thomson Reuters)
2009年10月7日
英文プレスリリースはこちら
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