『グローバル・リサーチ・レポート:オーストラリア・ニュージーランド』を発表
~オーストラリアと中国の共同研究が大幅に増加。日本は横ばい、全体順位は下降~
2010年3月18日(JST)
米国ペンシルバニア州フィラデルフィア/英国ロンドン発
*米国時間3月9日に発表されたプレスリリースです。
トムソン・ロイター(本社:米国ニューヨーク、日本オフィス:東京都千代田区)は本日、同社が発行する『グローバル・リサーチ・レポート』シリーズの一環として、オーストラリア・ニュージーランド版(Global Research Report: Australia and New Zealand)を発表しました。
『グローバル・リサーチ・レポート:オーストラリア・ニュージーランド』は、ブラジル、インド、中国、ロシアに続きトムソン・ロイターが発行するレポートで、その国や地域における科学研究、共同研究の推移、ならびに世界の科学研究に占める地位などの情報などがまとめられています。今回の調査により、オーストラリアの国際共同研究が過去10年間にわたって拡大傾向を示していること、それには及ばないものの、ニュージーランドも伸びを見せていること、また、両国ともに、政府が注力する分野での論文アウトプットの増加がみられることが報告されました。
本レポートの主な調査所見は次の通りです。
- 全世界の学術誌に発表された研究アウトプットにおいてオーストラリアの占める割合は、1999年の2.85%から2008年には3.18%へと着実に増加しました
- 同期間、オーストラリアの論文発表数は年平均+5%で推移しました。これは、全世界の発表数の平均値よりも高い増加率です
- オーストラリアが国家を上げて後押ししている分野(コンピューターサイエンス、材料科学、環境・生態学、臨床医学分野)では、研究アウトプットも増加しています
- ニュージーランドも同様に、政府が研究、科学、技術の重点課題に指定しているコンピューターサイエンス、生物学・生化学、免疫学、神経科学、行動学の分野では、研究アウトプット数の増加がみられます
オーストラリア、ニュージーランドと海外諸国との共同研究に関しては、今回の調査で地理的な中心に著しい変化が認められました。両国とも共著第一位の米国は不動ながら、中国、インドとの共同研究比率が顕著に伸びています。特にオーストラリアと中国との共同研究は著しく、研究アウトプット全体の2.3%(1999-2003年)から4.4%(2004-2008年)に倍増しました。日本と両国の共著論文比率は横ばいながらも順位は後退、オーストラリアでは5位から8位に、ニュージーランドにおいても6位から8位となっています。
この調査は、Web of KnowledgeSMプラットフォーム上で使用する世界最高水準の学術文献引用データベース「Web of Science®」のデータを使用して作成しました。 尚、この報告書の全文は弊社ウェブサイトにてご覧いただけます。
トムソン・ロイターについて
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ヘルスケア&サイエンスビジネス 日本代表 長尾正樹 science.thomsonreuters.jp/about/
情報出所 : トムソン・ロイター(Thomson Reuters)
2010年3月9日
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