『グローバル・リサーチ・レポート:アフリカ』を発表
~南アフリカ共和国が牽引するものの、全体的な研究活動は小規模にとどまる~
2010年4月23日(JST)
米国ペンシルバニア州フィラデルフィア/英国ロンドン発
*米国時間4月12日に発表されたプレスリリースです。
トムソン・ロイター(本社:米国ニューヨーク、日本オフィス:東京都千代田区)は本日、同社が発行する『グローバル・リサーチ・レポート』シリーズの一環として、アフリカ版レポート(Global Research Report: Africa)を発表しました。
『グローバル・リサーチ・レポート:アフリカ』は、ブラジル、インド、中国、ロシア、オーストラリア・ニュージーランドに続きトムソン・ロイターが発行するレポートで、その国や地域における科学研究、共同研究の推移、ならびに世界の科学研究に占める地位などの情報などがまとめられています。今回の調査により、アフリカ大陸における研究活動は南アフリカが圧倒的優位に立っており、2位エジプト、3位ナイジェリアと続くものの、アフリカ全体の活動は小規模にとどまっていることが報告されました。
全世界の発表論文に占めるアフリカのシェアについては、肥沃な資源を背景として、天然資源関連分野での研究が比較的目立つ程度です。植物学・動物学分野の研究で、南アフリカの論文数が全体の1.55%でした。この数字は、アフリカにおいて1位であり、ロシア(1.17%)を上回っていますが中国(5.42%)には大きく水を開けられています。また、国によっては、利用できるリソースが多いにもかかわらず、研究基盤への投資は進んでいません。
本レポートの主な調査所見は次の通りです。
- 言語と文化を共有する北アフリカ諸国においては、研究者の相互交流が顕著に見られます。
- ナイジェリアは論文数こそ多いものの、その経済規模やGDPから見ると期待されるほどの研究は生まれていません。海外展開は中国との共同研究に特徴が認められます。また、西側諸国とも連携し、新興研究国であるブラジルのとの提携体制も整っています。
- フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国は、アフリカ大陸との歴史的な結び付きにより、共同研究や連携研究プログラムが盛んです。同時に、サウジアラビアならびに日本との新たな連携も見られます。
この調査は、Web of KnowledgeSMプラットフォーム上で使用する世界最高水準の学術文献引用データベースWeb of Science®およびNational Science Indicators, Essential Science IndicatorsSM、InCitesTMのデータを使用して作成しました。この報告書の全文は弊社ウェブサイトにてご覧いただけます。
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ヘルスケア&サイエンスビジネス 日本代表 長尾正樹 science.thomsonreuters.jp/about/
情報出所 : トムソン・ロイター(Thomson Reuters)
2010年4月12日
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