<プレスリリース>トムソン・ロイターが自動車業界の技術革新動向を分析:トヨタが特許活動全体の勢いを牽引

~新たな「駆動力」関連技術への高まる関心と燃料経済関連のイノベーションへの投資を倍増し続ける自動車業界~

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2015年3月6日(日本時間)
米国ペンシルバニア州フィラデルフィア発
*米国時間2015年1月20日に発表されたプレスリリースです。

世界的な情報サービス企業であるトムソン・ロイター(本社:米国ニューヨーク、日本オフィス:東京都港区)は、世界の自動車業界の特許活動に関する動向分析結果を発表しました。トムソン・ロイターによる分析リポート「自動車業界の技術革新 2015」では、自動車製造業者が新たな駆動力テクノロジーに大きな関心を寄せている状況を詳しく論じ、2009年にはわずか2,000件足らずであった同分野の特許が急激に増え、2014年7月にはほぼ12,000件に達したとしています。

このリポートの主要な調査結果は以下の通りです。

  • 日本のトヨタが業界をリード
    7,000件を超える特許の実績を挙げたトヨタは、特許という観点では、自動車業界における世界最高のイノベーターであると言えます。同社は上位10社に入った日本の自動車関連技術開発メーカー5社(トヨタ、ホンダ、デンソー、セイコーエプソン、三菱)の1社であり、日本が世界の自動車業界を牽引していると言えます。一方、米国で唯一トップ10入りしたゼネラルモーターズは7位で、3,000件未満に留まっています。
  • 駆動力関連特許の急激な増加
    2009年から2014年7月までの特許データの分析によると、駆動力関連技術の特許が2,000件足らずからほぼ12,000件近くまで成長しており、自動車産業の他のどの技術分野をも上回っています。これはまた、5年間にわたって前年度比成長を達成した唯一の特許分野です。
  • ヒュンダイの急成長
    韓国から唯一トップ10入りしたヒュンダイは、猛烈な勢いで特許シーンに登場しました。2010年の同社の特許件数はわずか500件未満でしたが、今では、最も急成長を遂げた特許権所有者として認められています。トップを目指して驚くべき急成長を遂げた同社の2013年の特許出願数は1,200件近くに達し、最多割り当てリストの3位になっています。
  • 「インターネット接続された」車両技術が勢いを得る
    今年の消費者エレクトロニクスショーで人気をさらったテレマティクス分野は、車両におけるWi-Fi形式の通信を可能とし、車両の自動運転を可能にするセンサーに動力を供給するものです。ゼネラルモーターズ、LGからユナイテッド・パーセル・サービスにいたるまで、多様な企業がこの分野で活発に特許権を取得しています。
  • 安全性関連特許は控えめな成長
    駆動力以外の4つの自動車関連分野(ナビゲーション、ハンドル操作、安全性、エンターテイメント)における特許活動は横ばい、または、減少気味でしたが、安全性分野が唯一の例外となっています。2009年には1,000件未満だった安全性関連の特許出願が、2013年には約2,500件にまで成長しています。

2025年式までの乗用車の新燃費基準(Model Year 2025)に向けて、時間はますます限られてきています。米国の自動車製造業者は、2017年式から2025年式の車両は1ガロン当たり平均54.5マイルの燃費を達成するよう法律で義務付けられるようになります。そして自動車業界は準拠を目指して努力を続けています。2012年の企業平均燃費 (CAFE) 規制により、自動車製造業者は今後10年間の課題を設定することになり、駆動力関連特許の急激な上昇に反映されています。

「自動車業界の技術革新 2015」の本編は、こちらからご覧ください。

【Derwent World Patents Index® ( DWPISM )とは】

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Derwent World Patents Index 製品概要

情報出所 : トムソン・ロイター(Thomson Reuters)
2015年1月20日
英文プレスリリースはこちら

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