「トムソン・ロイター引用栄誉賞」選出の大隅 良典氏が、ノーベル医学・生理学賞を受賞!

  • LinkedIn
 

2016年10月4日(日本時間)
東京発

Clarivate Analytics(旧トムソン・ロイター IP&Science、本社:米国フィラデルフィア、日本オフィス:東京都港区)は、毎年9月に学術文献・引用索引データベースWeb of ScienceTM の論文・引用データを基に毎年「トムソン・ロイター引用栄誉賞」(ノーベル賞候補者予測)を発表しています。

本年のノーベル医学・生理学賞は、東京工業大学の大隅良典氏に決定しました。大隅良典氏は、2013年の引用栄誉賞を受賞しています。

トムソン・ロイター引用栄誉賞は、学術論文・引用データの分析により、ノーベル賞クラスの高い実績を持つ研究者を讃える目的で発表されています。2002年より毎年の発表が恒例化されていますが、本章を受賞された研究者のうち、ノーベル賞を受賞したのは大隅氏を含む40名となり、日本人では2012年の山中伸弥氏(医学・生理学賞)、2014年の中村修二氏(物理学賞)に次いで3人目となります。

大隅良典氏

<医学・生理学>
東京工業大学 
栄誉教授
大隅 良典 氏

トムソン・ロイター引用栄誉賞授賞理由:
「オートファジーの分子メカニズムおよび生理学的機能の解明」

■今回ノーベル賞の授賞理由となった論文はこちら
関連論文

図1
【図1】
Autophagy関連の論文は、2013年に大隅氏が選出された時点でも急激に増加していましたが、その後の2年間でもさらに大きな伸びが見られます。
出典:Web of Science(2016年10月4日現在)
※画像をクリックすると、拡大イメージをご覧いただけます。
図2
【図2】
大隅氏のAutophagy関連の論文を引用した論文の影響は、ライフサイエンス分野全体に及んでいることがわかります。Cell Biologyなどの比較的基礎的な部分から始まり、がん、神経科学、薬理など年代が近づくにつれてより応用的な分野からの引用が高まっていることが明らかになっています。
出典:Web of Science(2016年10月4日現在)
※画像をクリックすると、拡大イメージをご覧いただけます。

【トムソン・ロイター引用栄誉賞 引用アナリスト デービッド・ペンドルベリーのコメント】
大隅氏のノーベル賞医学・生理学賞の受賞にお祝いを申し上げます。 論文情報の引用からも、過去25年における大隅氏のオートファジーのメカニズムに関する研究の重要性と影響は、はっきりと見てとれます。大隅氏は数多くの高被引用論文を発表していますが、なかでも1,000回以上の被引用数を持つものが5報あり、これはWeb of Science Core Collectionの中でも上位0.03パーセントにランクされる非常に影響力が高い論文です。このことからも大隅氏の功績はまさに引用栄誉賞にふさわしく、そして実際にノーベル賞を受賞されたことを大変喜ばしく思います。 重ねまして、大隅氏の偉大な業績と、また日本に新たなノーベル賞科学者が誕生したことに、心からのお祝いを申し上げます。

<「トムソン・ロイター引用栄誉賞」に選出された日本人研究者のリスト>

2002~2016年のトムソン・ロイター引用栄誉賞日本人受賞者

<トムソン・ロイター引用栄誉賞とノーベル賞の相関性>

<今年のトムソン・ロイター引用栄誉賞プレスリリース>

http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2016/nobel-laureates/

<トムソン・ロイター引用栄誉賞の選考基準>

「トムソン・ロイター引用栄誉賞」は、過去20年以上にわたる学術論文の被引用数に基づいて、各分野の上位0.1パーセントにランクする研究者の中から選ばれています。主なノーベル賞の分野における総被引用数とハイインパクト論文(各分野において最も引用されたトップ200論文)の数を調査し、ノーベル委員会が注目すると考えられるカテゴリ(物理学、化学、医学・生理学、経済学)に振り分け、各分野で特に注目すべき研究領域のリーダーと目される候補者が決定します。

<ベースとなるデータ:Web of Science Core Collectionとは>

本賞は、世界最高水準の学術文献引用データベース「Web of Science Core Collection」に基づき、医学/生理学・化学・物理学・経済学の各ノーベル賞4分野において最も影響力があった研究者を分析・発表しています。

ノーベル賞受賞者の論文・引用データにご興味がございましたら本件問い合わせ先までご連絡ください。

  • LinkedIn
 

Facebookでも情報を提供しています。


Clarivate Analytics(旧トムソン・ロイター IP&Science)について

Clarivate Analyticsは、世界中のお客さまに信頼の置ける知見や分析を提供することでイノベーションを加速させ、新しいアイディアのより迅速な発明・発見、保護、事業化を可能にします。トムソン・ロイターのIP & Science事業を前身とする弊社には、60年以上にわたりお客さまを支援してきた実績があります。今後は4,000人以上の従業員を擁し、世界100カ国以上で事業展開する独立会社として、引き続き専門性、客観性、迅速性を発揮していきます。詳しくはClarivate.comをご覧ください。

Clarivate Analytics 日本代表 長尾正樹
ip-science.thomsonreuters.jp/about/


BACK TO TOP

学術情報ソリューション
SNSコミュニティー

Facebook

Twitter

本件問合せ先

クラリベイト・アナリティクス
担当:熊谷・遠藤
〒107-6119
東京都港区赤坂5丁目2番20号
赤坂パークビル19階
TEL: 03-4589-3102
E-mail

関連資料・サイト